2020.05.15
テレビは映らない。
幼稚園生の頃、母はよくしつけのつもりで私を監禁した。監禁と言っても、(生意気にも)自分の部屋を持っていたので、そこで反省してろと言われる程度だった。成人ですら反省なんて滅多にしないのに、6歳がそんなことできる訳がない。
とても暇だった。(今思うと随分可愛がられていたのかなと思うが)部屋には小さなブラウン管テレビが置いてあり、"監禁"された際には音量1で「クレヨンしんちゃん」を見ていた。その記憶だけが色濃く残っているのかしんちゃんがやっている時間帯によく叱られていたのかはわからないが、いまだにやなわらばーの「ありの歌」を聞くと、なんか萎えてくる。
中学生の頃は深夜1時にロングイヤホンを繋いで「日常」を見たり酷使したが、"あれ"が起こる前はChromecastでネトフリをたまに見る程度だった。あの頃はTVerもあったので、民放やらNHKやらを享受するクセはあまり無かった。だからあまり困っていない。
"スマホ時代"にはセレブだけが登録できる審査付きのマッチングアプリがあったように、どこかの金持ちが選ばれしものだけが見られるテレビ回線を作ったりするんだろうか。どっちにしろテレビはなくても困らない。