オウギグモ
【オウギグモ Hyptiotes affnis】
大きさ : 雌雄ともに5mmくらい
生息地 : 本州〜南西諸島
生息環境 : 薄暗い森の中
ぱっと見、地味〜なクモです。でも、このクモ実はめちゃくちゃ面白いクモなんです。
第一に、三角形の網(扇網)を張ります。なんでこの形にしたんだろう?名前の由来にもなっています。
第二に、オウギグモはこの網を使った奥義を持ち合わせています。家主のクモがずっと引っ張っていて(頑張るなぁ)、獲物が網に触れるとそれを放してたわませます。すると、網に触れた獲物が絡まり、しっかりと捕獲できるというものです。
あとは動けない獲物をグルグル巻きにして食べるだけ。グルグル巻きにしたら頭(頭胸部)に乗せて(正確には咥えています)、所定の位置まで運んでから食べます。
獲物が網に触れた瞬間を逃さない…まさに達人技です。
このクモは薄暗い森の中、ササのような植物の先端から網を張っていることが多いです。森に囲まれた神社などが見つけやすいかもしれません。
オウギグモが長年の修行?で編み出した奥義、しかとその目でご覧あれ…
みんなも探してみてね!ではでは〜🕷
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