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【メディア掲載】「乗らない理由」がなくなった! 免許返納後に使いたい新モビリティ「WHILL Model R」乗ってわかった3つのポイント/GetNavi
WHILL社は2024年9月、「スマートになった歩道のスクーター WHILL Model R」を市場投入しました。
その際実施した製品発表会で試乗いただき、取り上げられたのが、今回紹介したい記事。モビリティ業界に精通するジャーナリストによるものです。
実際に乗ってもらい、Model Rの旋回やスムーズな走りを体感。
車にも採用されるモビリティ技術で達成されているドライビング特徴がまとまっています。
舵角センサーが制御、安定スムーズな旋回を実現
Model Rは4輪スクーターながら、コンパスのように後輪を軸に綺麗な円を描きながらその場旋回をすることが可能。
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90度近くハンドルを切ることが可能なのですが、走行して急にハンドルを切ると遠心力が加わり、ヒヤッとするのが通常の構造です。
それを防ぐのが舵角センサー。急なステアリング操作を検知し、スピードを制御しています。
真っ直ぐ走っているところからハンドルを切ると、減速と同時に少しギクシャクとした動きを見せます。これは急ハンドルをした際に舵角センサーがステアリング操作を検知し、転倒を未然に防いでくれているから。そこで、一旦停止させてアクセルレバーを操作してみると、そこからは面白いようにスムーズに旋回してくれました。
外観からは見えませんが、ちっちゃいながら非常に優秀。
車と同じ技術の搭載例の一つ目です。
スマートな乗り心地を支えるサス&スタビライザー
記事で言及の通り、Model Rの旋回や乗り心地を成立させるには、いずれの要素を外すことはできません。これはModel Rの設計を手掛けたエンジニアも言います。
車体にはロールを抑制して安定旋回させるリアスタビライザーや、あらゆる路面状況でも各車輪が個別に地面に接地するフロント&リアサスペンションを搭載。車重はシニアカーとしては比較的軽めの56.8kgとなっていますが、これらの組み合わせにより走行時の不快な振動を抑えているのです。
サスペンションの絶妙な弾性と、スタビライザーのストッパー機能が機能がともに働くことで、軽快ながらも重心に安定感のある走りを実現。
車と同じ機構が採用されているとはいえ、何度も何度も計算し、検証を繰り返しModel Rに最適な数値を割り出して今の製品へと成すのです。
長く乗っていても「快適」が続く、運転姿勢もデザイン
試乗して気付いたのが足元の広さ。しかもフロアが前輪の上まで伸びていて、その位置は盛り上がっていて足の踏ん張りが利くようになっているのです。このちょっとした工夫が楽な運転姿勢を生み出していたともいえるでしょう。
WHILLのデザインフィロソフィーには、乗る人を主役として引き立たせるようにすることが掲げられています。
乗り手が常に自信を持って楽しくスマートに、
そして活き活きと移動できているか?
これは、機体のデザインからだけではなく、もちろん設計段階からも考え抜かれずっと乗っていたくなる運転姿勢も構築されています。
だから、ウィルのユーザーはみんな笑顔がたえないのかもしれません。
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小回りを安定させるにはどんな技術や緻密な計算が施されているのか?
乗り心地の良さを一言で伝えても、それはどれほどの技術のエッセンスが組み合わさって現実のものとして達成されているのか?
▼メカ設計エンジニアの視点からも、Model Rの技術面に焦点を当てたnoteも公開しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730851450-clZeo0TLkXfSnvbrqGO3JVY1.png?width=1200)