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WHILLのデザインとファッション:落合陽一さん×WHILLデザイナーの対談

「あなたのWILLを叶える場」として活動を広げるWHILLコミュニティ。​

このシリーズでは、WHILL社員が会いたい方や、日本を変えるイノベーターや著名人の方と、WHILL社員の対談を紹介していきます。​

今回は、メディアアーティストの落合陽一さんが総合ディレクターを務める、身体の多様性をテーマにしたオンラインファッションショー「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つ ダイバーシティ・ファッションショー」に、光栄なことにWHILLも、落合さんご本人からお声がけをいただき、WHILLも参加させていただきました。その内容をご紹介いたします。

「True Colors Festival(トゥルーカラーズ フェスティバル)」 とは、2019年から、東京都内を中心に開催されているバリアフリーなパフォーミングアーツの祭典。障がいや性、世代、言語、国籍などの垣根が取り払われた芸術祭として、誰もが居心地よく暮らすことのできる社会の実現を目指しています。

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本年は、新型コロナウイルスがもたらした新たな環境における開催方法を模索し、演劇や屋外サーカス、ドキュメンタリー映像の配信など、オンラインを軸に、2021年5月30日に配信されました。​


3人


対談タイトルは「生活の風景を一新する近距離モビリティ」。落合陽一さん、ファッションモデルの我妻マリさん、そしてWHILLのデザイナーである鳥山将洋とファッションとモビリティについて語らいあいました。​

対談の動画リンクはこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=-zGFcLPkZzI&t=130s

True Colors FASHION: The Future is Now! Runway Show ファッションショーリンクはこちら:
h​ttps://youtu.be/sUbd9PLzfRI


WHILL Model C の開発デザイナーである鳥山からは「WHILLはファッションアイテムとしてというよりは、モビリティとして乗り手が主役になることを意識して開発してきました。乗っている本人がどんなシチュエーションでもなじむように設計してきました。」という開発当時の想いを語りました。​

とりやまさん

落合陽一さんはWHILLに乗った我妻さんのことを「非常に佇まっている」と形容されました。それに対し鳥山はのちに自身の想いを語ります。

「我妻さんが魅力的に見えたのはWHILLに乗っているからではなく、本来的に我妻さん自身が魅力を備えているからだと思います。モビリティの存在感を消したいと言ったのは、モビリティが主張する事でユーザーの人間性がぼやけて見えてしまうのを避けたいからです。また、一般的な車椅子は残念ながら病的で負のイメージが付いてしまっており、本来あるべきユーザーの人間性をスポイルしていると思います。ですから、WHILL自身の魅力というよりも、ユーザー自身が本来的にもっている人間的魅力を引き出す、きっかけとしての乗り物でありたいと思います。我妻さんがWHILLに乗っている姿を現場で拝見したときにも、改めてそう感じました。」


落合陽一さんは、筑波大学の研究室の卒業生がWHILLに2名在籍していることもあり、WHILLについては初代モデルにから現モデルについても非常にお詳しい様子。WHILLのことは車椅子という概念を超えて、「よく動くラジコン、よく動く椅子」だと捉えていらっしゃるそう。また「このオムニホイールほんといいよなあ」とお墨付きをいただきました。さらには、​WHILLはファッションアイテムになる可能性がある、とのことで、「WHILLの初代から現モデルまで、好みを聞くだけで性格がわかる」くらいのパーソナルな嗜好が反映されたアイテムになりうる可能性があると捉えていらっしゃいました。

パリコレなどでキャリアを積み上げた現役モデルの我妻マリさんからは、「スポーツエレガンス」を感じる乗り物だと形容いただきました。「パリコレ開催中のファッションイベント間の移動はオートバイだったが、WHILLに乗れたらいいわね」と声を弾ませておられました。

落合陽一さん、我妻マリさん、日本財団のみなさま、関わられたスタッフの皆様、この度はお声がけ頂き、誠にありがとうございました。​


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