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公立病院では全国初!横浜市立市民病院にWHILLモビリティサービス導入

WHILL社は、自社開発した近距離モビリティWHILLと自動運転システムを組み合わせたWHILL自動運転サービスを2020年の羽田空港での実用化を皮切りに、本サービスを国内外の空港・病院を中心に展開しています。

この度、2024年4月1日より横浜市立市民病院にて同サービスが導入されます!公立病院としては全国初の快挙で、多くの地元企業さんからもSDGsの観点からご賛同をいただいた事例となります。

運用開始に先立ち、3月21日(木)に現地にてメディアの皆さん、ならびに関係者の皆さんにお披露目会と試乗会を行いました。

その様子をいち早くお届けします!


横浜市立市民病院 概要

横浜市立市民病院は1960年に開院しましたが、2020年に現在の地に移転しました。

外観

三ツ沢公園に隣接する神奈川区に移転し、緑豊かな環境の中、高水準の医療を提供することが可能に。指針として掲げる、地域の方の「安心とつながりの拠点」として、また、世界に誇れる病院を目指し、安全で良質な高度医療を絶え間なく提供できるよう日々取り組んでいます。

実際に、院内はウッド調でとても温かみのある雰囲気で、ちょっと憩えるそんな空気に包まれています。

快適な受診環境の整備が導入の決め手

WHILL自動運転サービスを導入した決め手は主に2つ

1つが、バリアフリーな移動環境を整えることで、特に⻑距離歩行や足腰に不安を抱えている患者様なども快適に受診いただけるようにすること。

立地上、横に長い施設特徴となっており動線が150mほどにも及ぶそう。
「処置室まで遠い」「介助も大変」といった課題の声がずっと寄せられいたとのことで、それを解決する策の1つとして着目されました。

病院内で手動車椅子を借りる方、⻑距離歩行や足腰に不安のある方、付き添いをされる方などを含め外来受診に来られる患者様に対し、誰もが利用できる移動サービスを提供します!

もう1つが、病院スタッフさんや付き添いの方の負担を軽減すること。道案内や手動車椅子を押す身体的負担などを緩和する狙いがあります。

なお、本サービス導入にあたり、三和交通株式会社、タカナシ販売株式会社、株式会社ホンダカーズ神奈川北など多くの地元企業からSDGsを推進するものとして賛同をいただいております。

プレスリリースはこちら

WHILL自動運転サービス 運用内容

  • 運用開始日:2024年4月1日

  • 運用時間:平日10:00〜15:00 ※年末年始、祝日除く

  • 導入エリア:1F外来フロア

  • 走行ルート:WHILLステーション(乗り場)のある正面玄関前から、採血室やエレベーターホール前、外来診察室などへの目的地へ向かう。

  • 対象:横浜市立市民病院にお越しになる外来受診の患者様やご家族など

ウィルは3カ所の目的地へ

ウィルは、正面玄関入ってすぐのところにWHILLステーションが設置されています。ここから予約不要で、誰もが乗ることができます。

行き先は主に3カ所

1、エレベーターホール

黄色いシマシマ線に沿って、エレベーターホールまで移動できます。
到着したらエレベーターホール前で停車し、患者さんは降ります。

2、15採血室
エレベーターホールを通りすぎ、さらに奥へ進むと採血室にたどり着きます。

歩くと結構な距離で、乗っていると快適に到着できます。
こちらが、採血室の前。

3、外来受付C

エレベーターホールに向かって左に曲がって進んでいくと外来受付Cにいきます。

エレベーターホール前の案内板

病院内にはいろいろな場所が点在しているので、歩くのがちょっと辛い方、頻繁に病院へ来ない方にとっては、スムーズに目的地へ移動できるのは嬉しいですね。

帰りは無人運転で返却されていき、元のWHILLステーションで次の方の乗車を待ちます。

導入に行き着いたニーズの高さと好評の声

この日は運用開始日に先駆けて、メディアの方・関係者にお披露目会と試乗体験会を行いました。

中澤病院長からもご挨拶をいただきました。

導入に至ったこれまでの課題や経緯についてご説明いただきました。

導入に先立ち、横浜市立市民病院ではWHILL自動運転サービスのトライアルを2023年10月に5日間ほど実施しました。

乗車人数はのべ100名弱、満足度は5段階中4.84という結果でした!

病院は移動が思ったよりあるので、こういうサービスがあるとすごく助かる

足が不自由で1人で来た時に良い

道に迷っていたが乗っているだけで連れて行ってもらえるのがいい

(介助者コメントとして)自動で走るから、押さずについていくだけでよく、とても楽になる

などのコメントが多数寄せられ、多くの好評の声とニーズの高さを鑑み、導入に至りました。

記者さん向け説明会では多くの地元メディアも来場されました。市民の皆様に有益な情報として伝達されると思うと、ワクワクしますね。

WHILL自動運転サービスは、広い施設の移動最適化を図る先進的なソリューション

WHILL自動運転サービスは2020年のコロナ禍、羽田空港第1ターミナルで導入されました。人を乗せて自動走行するパーソナルモビリティ(一人用の移動手段)の空港における実用化は世界初として、大きな注目を得ました。

このサービスは、空港や病院を利用されるお客様自身のタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使って、目的の場所まで移動することが可能です。

普段は案内カウンターで車椅子を借りる方、長距離の歩行や体力に不安を感じられる方、ご高齢の方など、すべての方に気兼ねなく広い施設内を快適に移動いただけます。

医療・介護従事者様向けにも情報発信中!ご自宅試乗も可能

WHILL社では、医療・介護に従事する方々(お医者様や作業療法士様、理学療法士様、ケアマネジャー様など)向けのウェブサイトもご用意し、ユーザー様の事例や専門家の声などを紹介しています。

人生100年時代において、いつまでも健康的かつ自立的に暮らし続けられる社会を目指し、WHILL社は医療・福祉・介護関係者さんと一緒に、これまでと違う目線や考え方、文化を形成していきたいと考えています。

WHILL社はこれからも、世界中でいつまでも元気に快適に暮らしていただける社会を目指して、積極的に勉強会にも取り組んでいきます!

介護保険制度をご利用希望の場合は、Model C2をご自宅で試乗することが可能です。ぜひこちらもご覧くださいね!

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・広島県で開催されたリハビリテーション学会

・📝全国各地での医療機関向け勉強会

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