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私の気持ち。

特別支援学級にいる自分が嫌で嫌で仕方がなかった中学2年の私、それはなぜか?

大きく3つのことが思い起こされる。
まずは特支の先生から子ども扱いされている…と私は感じていたから。
特支から普通クラスに行くときに『いってらっしゃい』、帰ってきたら『おかえり』と言われていた。いま思えば小さなことだし、普通の会話だが、その時の私の気持ちはこうだ。

『なんで学校の中で言われなきゃいけないの!他の人は言われないのに!』

次に、音楽や美術の授業を普通クラスで受けることができなかったことが嫌だった。給食用エレベーターを使って3階までは移動できたのだが、4階は階段しかなかった。そこに教室があったのだ。
特支で授業を受けるのだが、美術はまだ自分のペースでできるのは良かった。問題なのは音楽だった。

想像してみてください。
その教室に生徒は私だけ、目の前には音楽の先生が1人、さぁ歌を歌いましょう!…あなたは素直に歌えますか?

思春期真っ盛りの私にはただただ恥ずかしいという想いでいっぱいだった。なんで自分だけ1人で歌っているんだろうというモヤモヤがうまれる。最も大きな気持ちはこれだ。

『さみしい…』

そんなストレスが積み重なり、特支の先生に対して態度として現れる。威圧的な返事をしたり、無視したり、反抗期のような状態になったのだ。のちに親にも伝わってしまうのだが、発覚の仕方が嫌だった。

それは連絡ノートの存在だ。
中学になってまで、特支の先生と親が毎日やり取りする連絡ノートがあったのだ。私の行動がまるわかり…これが特支が嫌だった理由の3つ目だ。

こんな私の気持ちをどのように解消していったのか…それはまた次回に続く。

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