初心者noterに立ちはだかる【三作目の壁】〜継続こそが成功への鍵〜

　最近noteに投稿を始めたあなた。クリエイターとして活動していると、一つの壁にぶつかることがあります。それは「三作目の壁」です。

　僕もブログを始めたばかりの頃、この壁に直面しました。特にnoteでは、一作目の自己紹介記事には多くの「スキ」が集まり、嬉しさと高揚感でいっぱいでした。

　しかし、二作目を投稿すると、スキの数は一桁台。三作目に至っては、ほとんどスキがつかない状況に。
　モチベーションは下がる一方で、このまま続けていく意味があるのかと悩んだものです。

　実は、多くのクリエイターがこの「三作目の壁」で挫折しているのです。一作目で注目を集めても、二作目以降で人気が続かないのは珍しくありません。そして、三作目までスキが集まらないと、大半の人が四作目を書かずにnoteを去ってしまうのです。

　これは、物書きのプロである職業作家でも同じことです。

　新人賞を受賞した作家の世界でもよく見られる現象で、新人賞を取ると、三作目までは出版が確約されているケースが多いのですが、一作、また一作と売れ行きがマズいことになり、三作目がダメだとスリーアウト。

　よく、三巻目で完結している小説があったりしますが、あれはようは、打ち切りみたいなものなのです。ここから先へ進めない作家は大勢います。つまり、彼らも「三作目の壁」に阻まれているのです。

　僕は作家ではありませんから、新人賞を取ったことも無ければ大手出版社から本を出したこともありませんけれど、この話を聞いて、むしろ勇気をもらいました。

　自分が経験している伸び悩みは、プロの世界でも同じなんだ、と。

　そのことを知らなかったら、「三作目の壁」に阻まれて、今のように文章を書くのが好きにはなれなかったかもしれません。

　なにせスキが集まらず、閲覧数も伸びない。書いても書いても、反応がないのです。早々に諦めてnoteをやめようかと考えたこともありました。

　しかし、書き続ければ必ず道は開ける。そう信じて、コツコツと記事を更新していきました。すると徐々にですが、固定読者がついてくれるようになったのです。

　今では、僕の拙いブログを心待ちにしてくれる方々がいます。あの頃の自分には想像もつかなかった光景です。

「三作目の壁」は確かに存在します。でも、それは乗り越えられない壁ではありません。

　諦めずに書き続けることで、きっと壁の向こう側に辿り着けるはずです。壁にぶつかっている方は、どうか筆を折らずに。

　共に壁を乗り越えていきましょう！