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終わった友人関係も、それはそれで尊い
友人。
私は友人は相当少なくて、ちょっと恥ずかしいなと思うことさえある。
(それでも自慢できることに、幼馴染から続く親友がいて、今となっては家族以上の存在)
友人を増やしたいなと思うことはあるけれど、どこかで自分に自信がなく、自ら「友達になろう!」なんていう勇気はなく、自分に使ってもらう時間が申し訳なくもあり(どんだけ卑屈なのか笑)、なんとなーく相手から近づいてきてくれる人を中心に友人関係を続けてきた。
結婚前にとても仲良くしていた友人がいる。
元は職場の同僚。3歳年上なのでお姉さん的な憧れであり、自分が仕事にのめり込んでいく過程においての、追いかけるべき背中であった人。
自分自身に投資する人で、美容・身に纏うものがやや普通ジャナイ感があり、オシャレすぎてすれ違う時にはどうしてもチラっと見てしまうようなタイプ。友人とはいえ、私からいうと若干の緊張感を伴う関係だったけど、なぜかよく可愛がってくれた。
仕事・恋愛の話を何時間も何時間もお酒を飲みながら話したなぁ。銀座・赤坂・恵比寿・麻布十番・白金など素敵な場所にいつも行ったなぁ。美味しい食べ物・コース料理楽しんだなぁ。
でも私が結婚し、引越し・出産したあと、関係がなくなった。誘ってみたけれど、一度予定が合わず流れてそれっきり。そこから再度誘う勇気はな(弱!)。その時点で一度仕事をやめ、東京から離れた私とは話が合わなくなると思ったのかもしれない。多少予想はしていたので、寂しかったけど仕方ないと思ってた。
それからしばらくして、どこでの話か覚えていないけど、
人生の一時期、濃くつきあった人と疎遠になることは寂しいことではない
という話を聞いた。
長く続く関係性はもちろん尊い。けれど、何か同じ・もしくは近しい目的や価値観・夢を持ち、それを共有することで、自分の人生のある期間において、深く深く付き合った関係性も、同じように尊いのだ。
というもの
あ〜そうだな〜と納得した。
お互いの人生の中で、交差して、離れる。とても自然なことであり、関係性が続かなかったからといって、その価値が下がることなんてない。
振り返るといつでも蘇る、キラキラと眩しい思い出。
今後の一生、もう交差することがなかったとしても、大切な関係。