[未完成]アイマスで学ぶコード理論②詳細度数と音程の分類
第2回目は、
前回導入した"度数"の詳細な表し方と
度数に対する個人的な考え方を紹介します。
note君が更新しろとめちゃくちゃ圧をかけてくるので一旦放流します(9/28)
・譜例がないのでイマイチ分かりにくいです。
・シラバス通りに進行しませんでした(記事が長かった)
→音程の分類(協和音程など)は次回に持ち越します。
1.前回の復習(度数)
まずは前回の復習から。
前回のnoteでは、音には高さがあること、音と音の高さを表すのには度数という単位を使うということを紹介しました。
度数が分かることのメリットの一つに、メロディの順次進行・跳躍について
印象が整理できることを学びました。
今回はこの度数についてさらに正確に区別してみます。
いわゆるコード楽器で確認すると理解しやすい人が多いので
鍵盤図とフレット図で同じ内容を説明します。
同じ内容を説明するので、どちらかだけ見てもらえればOKです。
2.鍵盤図で確認する詳細度数と半音数
鍵盤が好きなので鍵盤図で説明を試みます。
(要望あればフレット図でも作ります)
例えばCからEだったら、3度の音程でしたよね?
でも、世の中には2種類のEがありますよね?
「Eのナチュラル」と「Eのフラット」です。
まさかこの2つを一緒くたにして”3度”と呼び続けてると
流石に無理があるので、同じ3度でも区別する必要があります。
これを分かりにくくアイマスで例えます(?!)
下記によくある鍵盤図を示します。
ここで、卯月ちゃん(=Cのナチュラル)を基準に
響子ちゃん(=Eのナチュラル)、智絵理ちゃん(=Eのフラット)まで何人いるか
数えてみましょう。
隣から1番目が奈緒ちゃん(= 半音1つ分)
2番目が茜ちゃん(= 半音2つ分)
3番目が智絵理ちゃん(=半音3つ分)
4番目が響子ちゃん(= 半音4つ分) …になってますね。
つまり同じ3度の関係でも、
間に何人のアイドルが挟まってるかが異なるわけです。
ピンキーキュートとピンクチェックスクールは
全然別物なのはPの皆様ならご存知かと思います。
うづきょこ(長3度)とうづちえ(短3度)も別物です。
同じドからミでも別物ということです。
3.詳細度数の表記法
さらに、1オクターブ内には13個の音程が含まれるので、
Cを基準にしても13種類の音程が1オクターブの中に含まれます。
今までは(単純)1度~(単純)8度の8種類を紹介していましたが、
実際には13種類の音程を分類しながら整理していく必要があります。
ここで、度数に質と量を導入します。
いわゆる長短や完全音程や増減音程と呼ばれるものです。
こいつを使って、1オクターブ内に含まれる度数を列挙したのちに、
再度整理します。
4.詳細度数の一覧(1オクターブ内限定)
まずは卯月ちゃんを中心に、隣から何人目(=何半音)のアイドルが
何度の音程なのか、全部書きます。列挙です、脳死です。
隣から1人目、 うづ×なお →短2度(1半音)
隣から2人目、 うづ×あか →長2度(2半音=1全音)
隣から3人目、 うづ×ちえ →短3度(3半音)
隣から4人目、 うづ×きょこ→長3度(4半音)
隣から5人目、 うづ×みお →完全4度(5半音)
隣から6人目、 うづ×みほ →増4度(6半音=3全音)
隣から7人目、 うづ×りん →完全5度(7半音)
隣から8人目、 うづ×あにゃ→短6度(8半音)
隣から9人目、 うづ×あい →長6度(9半音)
隣から10人目、うづ×みな →短7ど(10半音)
隣から11人目、うづ×かれ →長7度(11半音)
隣から12人目、うづ×ぱか →完全8度(12半音)
当たり前ですが、これを教科書的に暗記するのは無理です。むぅーりぃー。
さらに言えば、度数を覚えようとして脱落する人もたくさんいます。
度数なんて覚えなくてもいいです。やってても覚えません!
何かこんなもんだっけ・・・とやってくうちに”分かって”くるものです。
そして、”分かるもの”なのであれば、
理解しておくと楽になるポイントがある、ということです。
6.2度音程から考える長短
鍵盤内にある長短の2度音程を使って、印象を整理します。
まずは卯月ちゃん(=Cのナチュラル)からみた2度音程です。
1)長2度
うづあかです。ンゴではありません。
和音にして鳴らすと、明るめな音がします。
若干元気すぎてうるさい様な気もしますし、マイルドなような気もします。
つまり、うづあかですね。
変に共鳴すると元気でうるさいけど、
2人とも心根は優しいので若干の柔らかさを感じます。
対してメロディーで使うと、安定して聞こえます。
2人とも練習いっぱいするタイプなので納得です。
2)短2度
うづなおです。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%86%E3%81%A5%E3%81%AA%E3%81%8A
和音にして鳴らすと、かなりキツいです。
気遣いタイプが2人同じ役割をこなすとチームが崩壊するのと同じです。
実力があればあるだけぶつかるし、優しいからと言って遠慮すると
閉塞感からどんどんフラストレーションがたまります。
たいしてメロディーや進行に使うとかなりいい感じです。
進行に使えば、2チーム分、分かれて機能しているように聞こえますし
メロディに使えば、お互いに上手くパスを渡したり、
引き立てあったりできます。
といったように、実際に音を聞いて、自分の中で印象を持っておくと
同じ2度でも違うな とか、長音程ってこんなイメージだな
というのが確立されていくと思います。
最初に大事なのは音程を覚えることじゃなくて、
イメージを理解しておくことです。
7.本記事のまとめ 度数は印象 覚えない
見出しのとおりです。
まずは、正確に度数の判別をすることよりも、
度数ごとに鳴らしてみて、印象を整理し、自分なりのイメージを
持っておくことが大事です。
また、音楽理論は頭から勉強しても分かるところが少ない分野です。
躓いた場合は思い切って飛ばして、先に何が書いてあるか見るのを
おすすめします。復習が必要だったら戻ればいいし、
感覚的にOKなら復習は不要です。
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