世界ってほんと不思議ね

世界ってほんと不思議ね
そう言ってほんとうに楽しそうに話してくれた
祖母の若い頃の物語

おそらく香典代わりに渡されたのは
彼女が書いた川柳の本

ちゃんと出版社から出ている
本
こんなに近しい関係に
本を出している人がいるなんてびっくり

50歳の時にはじめたもので85歳の今も書きためているそう

フロアを教えてくれる人
が現れる不思議
使命じゃなくて
せずにいられないをやる
地図は持っている

前書きに
川柳はカタルシスの役目…という言葉があったので
カタルシスってなんだっけ？と聞いたら
返答に困ってたから
出版社の編集の方が書いたのかなと思ったら
自分で書いたのに忘れちゃったらしい

辞書で調べたら
言葉で説明するには確かに複雑すぎる

自分を癒すもの　慰めとかそう言った意味だった

著　名　川柳作家ベストコレクション『踏まれても野花は春を忘れない』
著　者　石井頌子（いしい・ようこ）
発行所　新葉館出版

575で書くだけ
簡単よやってみて
といってた