軽度食事ネグレクトによる弊害について
まずこの写真たちを見て頂きたい。
えっと、成長期です。晩ごはん。
言いたいことはわかる。ネグレクトっつったら飯与えないとかでしょ?という。
私もそれは思うのでこの微妙な有様を"軽度"と表した。
ご飯って言ったら大体こんな感じ。
一ヶ月に一回あるかないか、とかそんな話ではなくて、飯って言ったらこう。
稀に低カロリーケーキ出てきたけど。(真相は謎)
そして私はその時諸事情で、寝たきりのような状態で、外にご飯を追加しに行く事も、おやつを買いに行く事もできていなかった。
その上でほぼ毎食コレである。当たり前にガリガリに痩せる。
156センチありますが、39〜41キロぐらいだったかな。特に運動もせず吐きもせずそれでした。
ちなみに親は外食とかするし、ついでに自分だけは食ってたのかなんなのか、ふくよかでした。
コレステロール値で引っかかる程度には。
……
まあ、過去の話はもうどうでもいい。大切なのは今だ。
今現在、私は食事に喜びを感じない人になっている。
正確には、稀に楽しいと思う。
このお店のこれは美味しい、食べに行こう、またこようと思う日が数ヶ月にいっぺんくらい来るようになった。
治癒はしてきている。もう痩せてすらない。
だけど、基本的に毎日の食事は義務で、流し込まないといけないから流し込んでいる。
どうしてもわからない時は他人に食べるものを決めてもらうこともある。
食事なんかより他のことがしたくて抜いたり、同じものを食べ続け、その結果体調不良が起きたりする。
ネグレクトは、その時だけの問題ではない。
長きに渡り付き合っていく精神的構造を作成する。
「美味しい」が解るまで大変な時間を要した。
「またあのお店に行こう」と思えるまで大変な時間を要した。
「嫌いな食べ物、固形物」という感覚が払拭されるまで随分かかった。
ただただ、よく分からない飯を食わされ続けただけで。