舞台 ピーターパン 書きなぐり
・主役のピーターパンを務めていた女優さん、まだ若いのに歌が上手すぎるし安定感がものすごい。その年にして、場面にいると安心してみていられる、と思わせてくる頼れる歌唱力。背中につけたワイヤーとハイウエストとせいで実際よりもずんぐりむっくりに見えてしまうのが残念だった
・ウェンディ、ポカリで吉田羊と出ていた子(私が知らないだけできっと他にも沢山出ているはず)、こんなに大きくなったんだ。と驚き。
二幕後の休憩で知ったので、それまではフラットな目で見られていたが、歌声がとっても綺麗。ちょっと声量は小さめ(といってもピーターパンと比べちゃみんな小さくなるが)かな?と思ったがこれから楽しみ。これまたウェンディの衣装もすこし太って見える・・・
ウェンディパパ、フック船長と同じ人だとラストシーンの「静かにしなさい少し静かに!」というセリフまで全く気づけなかった。少人数のミュージカルだし、割と役を兼任する舞台だし、あんな年配の男性他に誰もいなかったのに。。。。流石役者、いや、私の観察力?どっちも?
壮さん、退団されて女性になってから初のお目見えでした。自分が男役時代のイメージから抜け出せていないせいでどうにも歌声に違和感が・・・
人魚お綺麗でした。映画バージョンくらいの出番があるとおもってわくわくしていたのにまさかのノーセリフで泣いた
映画版みたいに『みんなおうちに戻ってきて、ピーターパンはいる。ってみんなが知って、めでたしめでたし』の方かと思いきや、
成人し母となったウェンディと久々に再会したピーターはおこ、で『君はもう飛べないよ。大人になっちゃったから(怒)』とウェンディ娘を連れて二人でネバーランドへ。それを寂しそうな表情で見つめるウェンディ・・・
なんだか子供にとってはいまいち『オワッタ???これで終わり???』ってなる気が・・・心なしか拍手もそれ以外の場面と比較して小さかったような・・・・・考えすぎかな
・ウェンディ鳥襲撃事件、映画版だとウェンディ飛行シーンからの殺害依頼()だからロストボーイズにも「鳥と人間のちがいくらい気が付け」とイラっと来たけど、今回の青い玉に見えるな→鳥だ、撃ち落とそう→人間だった!という流れはロストボーイズの目線になれて『あれはティンクが悪いや』となれる点が良かった。
ロストボーイズ、海賊、インディアン(の衣装)
・スミ―、なぜ白地に青ボーダーのシャツと赤帽子でないのか。あれ可愛いのに。
・ロストボーイズとインディアン、なんとなく低予算感が。。。。
ロストボーイズは獣の着ぐるみで、インディアンは羽と肌色のアレ(伝われ)で見たかったなぁ。
・タイガーリリーの方、ダンサーさんだった
道理で動きが身軽だし、ただ歩いてるだけのシーンが踊ってるみたいに、常に体がうごめいている。もう彼女の体が、ただ地面を歩くという行為を許してくれないんだろうな。足がきっれいで長い。
・SASUKEの最後の反り立つ壁みたいなんを駆け上がっていく人たちがいて、凄く躍動感があって良かった。ウェンディのおうちを光でインクとして色塗りしたり、壁が船になったりするのもよかった。なにより、みんなでネバーランドへ向かうときに家に車輪がついてて、すーっと滑る(見たことない人には伝わらない説明ですみません)のが、うまい事遠ざかる家々を表現していて感動した。星空も綺麗で、一幕のラストが一番興奮したかも。そしてここでナイスだったのが、ナナ役の役者さんのナナの走らせ方、少しスローにすることで、彼らのいる上空と下との距離の差だったり、時の流れが不思議なことになっているワクワク感が伝わってきた。腰痛くなりそうで、腰痛持ちとしては見ているだけでどきどきした。
・鰐にはぜひ地を這う感じで出てきてほしかったなぁ。アニメだと二足歩行もしていたし、子供向けでコミカルなら最初は張っててとちゅうから立ち上がっても面白かったんじゃないだろうか。フックと一緒にトムジェリみたいなことしたら受けそう。
・あなたにとって私ってなんなの?
おいおいおいおいウェンディその年で激重クエスチョン投げかけてんな。アダルトな雰囲気漂いすぎて勝手に見ているこっちが焦る、勝手に。
『ティンクも俺の何かになりたいっていうんだけど、お母さんじゃないみたいなんだ』勘違い系主人公化しているピーターパン。。。
・子供向けだからか、とっても小刻みに休憩があって膀胱やお腹の心配がいらない親切設計ミュージカルでした。
客席降りは、二階にも来てほしいなぁ。。。客席折が終わって舞台に戻ってから、客席を巻き込んでジェスチャーとかしてもらうとどうしても1階と2階に温度差が生じてしまうと思う。
『あー1階の人たちみんな動き一緒にやってんなぁー盛り上がってんなー』こんな風に2階の人々に客観視する隙を与えることになりかねない。3.4人でいいから、客席間を走り回ってみてほしい。温度感が全然違うとおもう。
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