就職活動記録
就職活動が本当にダメで誰からも求められないけれど、なんとかしなければならない。若い人たちがプログラミングや語学のスキルがあれば良かったのになんていうのを時々見かけるけれど、プログラミングも語学もやったけどどうにもならなかったあの頃の私はなんだろうかといつも思う。本当に。就職活動はスキルとか学歴よりも何かもっとTHE 社会人的な社会から求められる人材にならないといけないみたい。というか多分そう。で、自分ではそれがどんな人なのかわからないままおばさんになってしまった。
この年で就職活動して派遣で働いても派遣切りにあったりして、またすぐに仕事を探さなくてはならないんだろうけど、それは歳を重ねるごとにどんどんハードルが上がる。
誰でもいいと言って受け入れてくれる仕事がなんなのかよくわからないけれど、多分それはそれで環境が悪かったり人辛かったりするんだろうなと思う。何はともあれ色々探している。
女の人向け転職サイト
女の人向けの転職サイトは不思議な世界だと思う。読んでいると社会というのは女の人をこういう風に見ていて、だからこういう扱いなんだなというのがよく分かる。
まずは、多くの求人に18時まで退社できますや残業少なめ、「休日120日以上休み」「35歳以上歓迎!」「幅広い年代の女性が活躍している」仕事の内容前に条件が書いてあるものが多い。男の人の求人には多分そんなことは書いてないような気もするけれど、そもそも男の人向けの求人サイトなんて存在してない。そもそも職場は男の人に最適化されている場所だから女の人にはこういう風に描かれているんだと思う。
そして、結構な数の求人に「服装や髪型は自由。ネイルもOKです」という言葉がついていることだ。世の中の多くの女の人はネイルが自由だったり髪型や服装が自由な仕事をしたいのかはよくわからないけれど。合理的に考えればそういう服装の規定というのは、どんな仕事をするかによるのかとも思うけれど、女の人だけ制服という場所も多いからそういう風に書いているのかもしれない。そもそも洋服で仕事をするだけでもないのであれば、そういう服装を求められる場所以外は自由でもいいはずだけれども、「社会人である」ということへのハードルを上げるためにいろんな規定があるんだろうなと思う。学校が終わったのに学校の制服みたいな感じだと思う。
次に、未経験OKという仕事が多い。入社したら優しく先輩が教えてくれるので未経験でOKという仕事が多い。これがいいのか悪いのかわからないけれど。何か新しいことをしたくて就職活動をしている人が多いから、こういうふうに書いているのか、女の人のそれまでの経験なんて役に立たないと思っているからそうなのかわからないけれど、未経験OKが多い。
ある程度の年齢を超えていると勝手に結婚していて子育てがひと段落していて更に子供好きの設定になっているようで、子供相手の仕事のスカウトがたくさん来る。
仕事の魅力というポイントに
なんていうのが結構あるのが興味深い。
求人の細かいところを読んでいると、この会社の求める人材や実際に今働いている人がどんな人たちが多いのかみたいなのがなんとなく分かる。
色々読んでみているけれど、どうせダメなんだろうなと思いつつ毎日転職サイトを見て観察している。こんなことしてるからダメなんだろうけど。