この世界にはたくんさんの愛おしいものがあって、そのことを考え出すときりがなくて頭がくらくらする。 その一つ一つを積極的に愛でることをやめてずいぶん経ったような気がする。 心のどこかしらがパサパサと乾いてきたかもと気づいたのはごく最近のこと。 先日、引っ越した先のお隣のおばあちゃんが、彼女の宝物をもって家を訪ねてきてくれた。 なんとタイヤのなかに入っているひも状のものを集めて毛糸玉にしたものだった。糸とあればなんでも大切に編み物のためにおいておく。元漁師のおじいちゃんの釣り糸
今日から新しいものを編み始めた。 すごく凝ったアランセーター。 ちなみに編み物スキルは低くて、その上すぐ途中で投げ出すので全部合わせても卵がやっと孵ったかなというレベル。 服を編むまでに靴下を何組か編もうかなと思っていたのだけれど。 すごく凝った靴下を唸りながひと組仕上げたくらいでなぜかいきなりのアランセーター。 読んでいる本では、まず、アランのシンプルなマフラーを編みましょう、という。 私はアランのマフラーはアイテムとしていらなかったので(合わせる服がない)さて次とおもった