大腸がん手術の旅記録⑦~手術後の日々~
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手術受けた日の夜(11月11日)
18時頃には病棟に帰ったらしく、
わたしの友人宛に無事に手術が終わったと
手術室看護師の友人の関口陽子ちゃんが伝えてくれました^^
わたしが寝ている間、
友人たちは『手術終わった乾杯』をしてくれていたようで
うれしいかったなぁ
(次の日の朝グループLINEのやり取りで知ったのですが笑)
病棟に帰ると
血栓予防のためのフットポンプ(足を包むマッサージ器みたいなもの)や
心電図・鼻からの酸素などがつき、
私のまわりにはいろいろな管や線がたくさん。
私は、麻酔による吐き気が病棟に帰った直後にあり、
そのあとは、傷の痛みや装置がたくさんなので、
自分で体の向きを変えられず、
腰から背中が痛いので看護師さんを呼んだりしたので
夜は眠れるわけではなくうとうと・・・
次の日の朝(11月12日)
朝一番の検温や採血と同時に、心電図や酸素や足の機械も外されて
少し気分が楽に^^
少しベットの頭の方を上げることができたので
目線も変わりました。
あぁ、おなか減ったなぁ・・
どこまでも食べたい欲求が強いわたし。
(実は手術直後からおなか減ったと言ってました笑)
朝から始まるジュースが楽しみだったのです^^
やった!と、リンゴジュースを飲んだのですが、
その後から身体ふきで体を動かしたからか、
痛み止めの薬の副作用なのか、吐き気が強くなり、
さすがの私も朝のジュース以降、
何も口にできなくなってしまいました涙。
一番しんどい日
ベットの上で身体動かせず、
ココロは食べたいでも気持ち悪いという複雑な状態、
ジュースを泣く泣く下げてもらい、
予定されていた身体を起こす練習など全くできず、
さすがにしょげてました^^
午前中は、まだ調子がよかったのですが、
お昼からは、何をする気にも誰かに話しかける気もなくなり・・
しんどかったです。
傷も痛かったので、まだ自分の足で体を動かすまではいかず。
思い返しても、この日だけは戻りたくないな笑。
2日目の朝がきて(11月13日)
さすがに、私の空腹度合いもマックス笑
朝のジュースは、気合で飲みました♪
この時、飲まないと。
入院が長引くかもしれないというそんな気持ちも
あったんですよね。
痛み止めの点滴がやはり吐き気の原因かもしれないということで、
中止になり、いくらか少しずつ気分もよくなってきました^^
でも歩いていく予定だったレントゲンは
さすがにお部屋に来てもらっておなかの状態を確認してもらいました。
特におなか問題ないということで、
お昼から念願のご飯開始☆
ジュースじゃないごはんになって、
5分がゆから始まったのもうれしかったし、
まさかのお肉が出て、テンションかなりあがりました笑。
『無理して食べなくていいですよ~』と言われたので、
セーブするのに頑張りました^^
食いしん坊だからね☆
差し入れのお水
陽子ちゃんが差し入れをしてくれました^^
のどが渇いていたので、
ペットボトルを買ってきてくれて
個展のポストカードももらいました。
まだ本調子じゃないわたしにとっては
お水もポストカードも
とてもパワーをもらう出来事でした。
富士山だし♪
この日からずっとベットサイドに飾ってお守りにしてました☆
この日は、足に力を入れて体を動かせるようになってきたので、
やっと、少し気持ちが上向きになってきて、
カーテン越しにきれいな夕焼けを写しました。
夕方看護師さんの付き添いで
部屋の洗面台まで歩く練習をしました。
起き上がる時、腹筋がちょっと痛い・・
大好きなノートに書くまでの気力はなく、
2日目はほぼベットの上で過ぎました。
歩くことがうまくすすまなかったことが、少しショックだったのだけれど、
『人によって違うから、週末歩けることを目標に~』
って、陽子ちゃんに言ってもらって、気が楽になったのです。
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