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四国八十八ヶ所巡り「高知編2023.9.1-4 その6 〜お遍路道の風景に感動 第36番札所・青龍寺〜」

<3日目 9/3(日)①>
第35番札所・清瀧寺(きよたきじ)を先に訪れるか、第36番青龍寺(しょうりゅうじ)にするか迷ったが、バスの本数が少ない青龍寺から回ることにした。

7:05堺町バス停発宇佐行きに乗り、1時間ちょっとで終点・宇佐で下車。(バス賃1180円)
ガイドブックを見ると、宇佐ではなくスカイライン入口バス停で下りる、と載っていた。
まずい、行き過ぎた。

バス停何個かの差だからたいしたことないよ、と自分に言い聞かせ、海沿いを歩いた。
宇佐はわたしの大好きな漁村地区だった。

ワクワクしながらスカイライン入口バス停まで行くと、大きな橋、宇佐大橋が見えた。
ここはお遍路道が横浪黒潮スカイラインになっているのね。
晴天だったことも手伝って、素晴らしい景色に、何度も撮影してしまった。

最高な眺め!

宇佐大橋を渡って横浪黒潮ラインを歩いて行った。
景色が雄大で綺麗で、何度も足を止めたせいか、ガイドブックでは徒歩30分のところ、1時間かかって第36番青龍寺に着いた。

汗に濡れたMYリュック
かわいいおじいちゃんもお遍路さんだったよ

このお寺は、空海ちゃん(弘法大師様)が長安で密教を学んだ寺院「青龍寺」を模して建てたの。
有名な空海ちゃんの伝説、「唐から帰国の際、無事日本へ戻れるよう、空海は東方へ独鈷を投げた。
帰国後、その独鈷が、現在の奥の院の山中にある松の枝に引っ掛かっていたことを悟った」をご存知だろうか。

空海ちゃんは、恩師である恵果和尚を偲んで、ここに霊地を開いたそうよ。
うーん、なんてミラクル!
素敵すぎるぜ、空海ちゃん。

ちょうど、お遍路バスツアーの団体さんがやってきた
三重塔も荘厳で美しい
帰りも景色を堪能し、たっぷり1時間かかったよ

宇佐大橋を渡り、スカイライン入口バス停前の土佐市コミュニティバス高岡行き時刻表を確認。

かなりの待ち時間ゆえ、バス停お向かいの「喫茶レベッカ」でコーヒーブレイクでもしようかと、ドアの前まで来て踏みとどまった。
ダメだ、地元の方々の憩いの場・昼カラオケスナック(夜も営業してるのかは不明)だったのだ。

風光明媚な海岸なので、何かお店はあるだろうと少々歩いてみた。
ラッキーにもファミリーマートがあって、喉が乾いて疲れ切ったわたしには輝いて見えた。

釣り人がたくさん訪れる場所のせいか、発泡スチロールの箱が天井まで積まれていてびっくりした。
釣った魚と氷を入れて持ち帰るのに最適らしい。
コーヒーとスイーツを買って、イートインコーナーで一服。

この頃には疲労がピークに達していて、おまけに足も痛くなってきた。
特にふくらはぎの痛さは、初めてウォーキングして以来だった。

第35番札所清瀧寺に行こうかやめようか迷ったが、とりあえず、高岡高校通バス停までは行ってみようと決め、スカイライン入口バス停からコミュニティバスに乗った。

高岡高校通バス停に着いたのは12時頃。(バス賃300円)
炎天下で暑かった。
Aコープでトイレをお借りして、お昼ごはんのおにぎりをどこかで食べようとしたが、日陰スペースなし、休憩所なし、食堂もなし。

大きい道路の向こうにツルハドラッグストアがあったので、涼んでいこうと入店。
隅から隅まで店内をうろつき、結局、1時間半弱、このお店で過ごした。

からだも心もクールダウンしてきて氣持ちが変わり、ふくらはぎの痛みも徐々に増し、第35番札所・清瀧寺へのお遍路は断念。
あまりにも申し訳ないので、飲み物とお菓子を買って、バス停に向かった。

小さいけど、かわいい駅

13:29高岡高校通バス停発伊野駅行きに乗り、終点・伊野駅に降りた時にはにはタイミングが悪く(バス賃300円)、電車が行ったばかりで、次の電車まで小一時間あった。

よーし、ここでおにぎりタイムなーのだ。

伊野駅って、アニメ界では有名だったのね

駅構内にはアニメ映画「竜とそばかすの姫」のポスターやパネルが並んでいた。
見たことがない作品だけど、少し前に、TVやネットニュースで話題になっていたわね。
この伊野駅が舞台だったとは知らなかった!

なんてタイムリーな!

乗り場の反対側ホームに、NHKテレビ小説「らんまん」列車が止まっていたわ。
伊野駅、恐るべし。

高知駅には午後3時ぐらいに着いたかな。(電車賃330円)
ホテルへ直行し、シャワーを浴びて、たっぷりお昼寝。
夕方起きたら、元氣を取り戻していた。
相変わらず、ふくらはぎは痛かったけどね。

++++++++++ つづく ++++++++++

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