四国八十八ヶ所巡り・愛媛編③ 2024.5.31-6.3〜海外からのお遍路さん達にコンニチハ!「第45番札所・岩屋寺」〜
<2日目 6/1(土)その1 徒歩10kmはやはり無理>
せっかくのホテル朝食バイキングをパスし、一番町二丁目バス停から6:59発久万高原行きのJR四国バスに1時間乗り、久万中学校前バス停で降りた。
この後、伊予鉄バスの久万営業所から面河石鎚山行きに乗り換える。
周りを見渡すと、伊予鉄バス久万営業所とJR四国バス久万中学校前は同じ場所にあった。
そして便利なことに、コンビニエンスストア・ローソンと隣り合っている。
良いではないか、良いではないか。
8:10発面河石鎚山(おもごいしづちやま)行きの伊予鉄バスに乗って、25分後に岩屋寺前バス停下車。
思ったより山道が急で、ここはトレッキングポールの出番。
リュックの外ポケットに突っ込んでおいた折り畳みポールを、道端で組み立てて使用。
坂道を登っていくと、山門が見えた。
階段を登って、第45番札所・岩屋寺に到着。
25分ぐらいかかったけれど、登り坂だったので疲れたな。
しばし、境内のベンチで休憩。
本堂と大師堂の納経が終わって、撮影したり、周りを見て回った。
本堂の右の梯子を登ると、仙人堂跡があるようだが、上ろうかやめようか、迷った。
ちょっと怖かったが、登ってみた。
このお寺のお手洗いは、水洗でも汲み取りでもなく、おが屑を撹拌させて、発酵を促し、糞尿を分解させるという、自然の原理を活用した仕組みになっていた。
もしかしたら、最新の、未来志向の技術ではないだろうか。
境内のベンチで次の札所への行き方を考えた。
この岩屋寺への坂道でかなり疲労したことを考慮するに、約10km離れた第44番札所・大宝寺へ歩いて向かうのは無理と判断。
ご安全にバスで行こう。
1時間以上バスを待つことになるが、お遍路旅でのこのぐらいの待ち時間はいつものことだ。
自販機がある休み処でしばらく休み、参道を降りていった。
ここで恒例の一首。
岩屋寺は
後ろに岩壁
カッコイイ
歴史感じる
大師堂かな
参道を降りていくと、海外からのお遍路さんたちが登ってきた。
日本語で挨拶すると、「コンニチハ」と返してくれた。
挨拶なんかしなくていいと思っている人もいるらしいが、この氣持ちよさを感じられない人生なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもの、
じゃなくて、
真夏の夜、てっきり冷蔵庫にあると思っていたビールがなかった寂寥感みたいなもの、かな?
〜つづく〜