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narukuni
与えること、渡すこと
「自分が欲しかったものを人に与える」って、どんな気持ちなんだろうか。
とっても、嬉しいんだろうか。とっても、満たされるんだろうか。
小さなころの私が、一緒になって微笑んで、満たされてくれるだろうか。
そして、それを「受け取ってもらう」って、どんなに幸せなんだろうか。
お子さんを育てていて、「欲しかったものを渡せた」と
話していた知人からは、「本当に嬉しくて涙が出るよ」と聞いた。
わたしはきっとまだ、その経験をしたことがない。
無意識のうちに、
「自分の寂しさを相手で満たそうとする、満たしてもらおうとする」選択を
してしまっていると思う。
そしてずっと、「満たされない」を続けている。
どうやったら、相手を、自分を感じられるだろうか。
どういう心持ちでいれば、「渡そう、与えよう」と動けるだろうか。
もう、「満たされない」は飽きてきたし、
もう、「悲しみに浸る」のは終わりでいいと思うし、
少しずつでも、「渡したい」「与えたい」と、思う。