英語コーチングサービス STRAIL 3ヶ月続けた結果 やってよかった?!
オーストラリアのミートファクトリーで働いている中、英語コーチングのSTRAILを3ヶ月やり切りました!
朝から晩まで12時間ほど働きながらやっていたので、時間が全然なかったんです。
でも本当に3ヶ月間英語学習をやらない日はなく、確実に私の英語力は改善したと言えるのではないでしょうか。
成果はあったのか!?結果は・・・
元々のTOEICの点数は420点(日本にいた時、現時点ですでに2年オーストラリアに住んでいる)
そしてSTRAILを終えてからの結果は・・・
まだわかりません!!!
すいません、オーストラリアに住んでいるため、なかなかテストを受けられない環境にいるので結果はわからないんです。ですが、TOEICハーフ模試というSTRAILの課題で出されたものは76%。
中でもリスニングのPART1から3はどの模試でもほぼ満点か数問落とすレベル。文法の穴埋め問題は数問間違う程度、長文読解もかなり力がつきました。
コーチからも700点台はいくでしょうと言われました。
TOEIC受けてから結果載せろよ〜と思われた方すいません。日本に帰ったら受けようと思います。
やって良かった点・メリット
①リスニング力がかなり上がる・聞き取りがしやすくなった
STRAILの勉強方法って、文法や単語はもちろんなんですが、音を聞いてそれを真似るというオーバーラッピングやシャドーイングを徹底的にやらされます。それをするために音が繋がって聞こえるリエゾンや音が抜ける脱落なども習っていきます。(日本人でも話すときに強弱や抜ける音があるように英語にもそういうものがあります)
ひたすら音源を聴きながら独り言をぶつぶつ言っている感じです。彼氏が寝ている時は申し訳ないなと思いながらヒソヒソと小声でやっていました。
そのおかげか、NEWSやYoutubeの英語動画など何を言っているのがクリアに聞こえるようになりました。
STRAILを始める前は「何言ってるのか全然わからない・・・」という状態だったのが、今は「何を言っているのかはわかる、でも単語や意味がわからない」という状態まで改善しました。
あとは短文の英語は何言っているのかもわかるし、記憶の保持もできるのですが、長文になると全てを覚えていられないというのはまだまだ私の課題です。
②英語学習が習慣化した
これはすごく良かったなと思います。英語学習ってなかなか長続きしないのではないでしょうか?
STRAILではStudy Plusというアプリを用いながら学習記録を書いていくのですが、そのアプリが結構優秀で、「今日この課題10分やろー」などのタイマー機能が付いているほか、どのくらい何に時間を費やしているのかグラフが見れたり自己管理をするのにうってつけでした。
また、英語学習時間は決められていないので、5分でもいいから毎日やる。はじめは椅子に座るところから開始でも良い。と言われていました。実際に3ヶ月の間には10分しかやっていない日もありましたが、STRAILが終わっても学習は続けられています。(英語学習やらなきゃな〜って毎日なります。歯磨きするみたいに。ほんとです。)
→STRAILを受けてから半年後も英語学習を毎日続けることができています。
③長文見るだけでもイヤイヤがなくなる
STRAILでは長文をチャンク(短い文:単語3〜4語)ごとに切るという練習をしていきます。
それをはじめの1ヶ月間ひたすらやらされるので、自然と切る癖が身につきます。
なので、長文を見てもなんとか読めるようにはなりました。長文が読めるようになってきたので、途中で子供向けの本も買っちゃいました。
④二重顎が解消される
思わぬ副産物です。毎日英語をしゃべり続けて3ヶ月後、顎がシャープになりました。
おそらく普段日本語を話すだけでは使わない筋肉を使っているからだと思います。
頬がこけるまではいきませんが、あごはシャープになります。まじで。
⑤TOEICの点数は確実に上がります!!断言します。
正直なところSTRAILの教材はTOEICの過去問も結構使います。
はじめ教材が送られてきたとき、独自の教材以外の参考書も全てTOEICのもの。
さすがにコーチに言いましたもん。「私TOEIC目的で英語コーチング受けるんじゃないんです。」と。
それを毎日1〜2時間、多い人で3時間でしょうか。やっていれば確実に点数は上がります。
また、第二言語習得方法によると音を聞き取る、読んで理解をするというリスニング、リーデイングが根元にありそれからスピーキング、ライティングにいくのだそうです。
TOEICの教材はリスニング・リーディングをするにはちょうど良いスピードや長さで、オーバーラッピングやシャドーイングにぴったりなんだそう。
せっかくお金払ったんだしちゃんとやろうって思ってやってたら、普段のリスニングが楽に聞き取れるようになったんでTOEICのためだけじゃなくて効果はあったんだなって思いました。
⑥動画教材がめちゃめちゃ良い!
STRAILの会員限定で見られる文法動画ですが、その説明がかなりわかりやすいんです。
「Nativeが文法を使うときどのように感じているか」をイラストを用いて教えてくれます。例えばWillは「今決めてこれからやるぞ!」という感じで使うんだよなどと、今まで気にしないで使っていた文法も明確に使えるようになりました。
⑦単語1日96単語覚えなきゃいけませんが、なんとミートファクトリーでよく出てくる単語ばかりでした
使用する単語アプリもTOEIC用なんですが、よく仕事で使う単語がズラっと出てきました。
やっている最中に「この単語ファクトリーの研修で出てて、よく意味わかんなかったけど、こういう意味だったんだ〜」とかミートファクトリーの自己評価の時に出てくる単語が多かったです。
地味にTOEICで勉強する単語って、海外の会社で働く上で必要な単語なんだなと感じました。
ここは残念だったなと思う点・デメリット
①時間がない人はもったいない
時間がなくても、開いた隙間時間でできます。と言われますが、やっぱり1〜2時間毎日勉強時間を確保できた方が効果が出やすいと思います。
正直なところ私は、朝7時から夜10時までファクトリーに拘束されていたので、平日は大体20分、40分勉強できれば良い方、週末は遊びにいくことが多く1時間程度しか勉強できませんでした。
それでもコーチは、できたところは褒めてくれたし、時間がないのをわかってくれて課題は少なめにしてくれました。(出来の悪い生徒だったと思います)
後悔したことは「コーチとの時間は有限であり、もっと勉強できる時間のある時期に申し込めば良かった」と思っています。
②ここは注意!スピーキング・ライティングには特化していない
アドバンスレベルの人はもしかしたらやっているのかもしれませんが、
私のようにTOEIC500~600点台くらいの人は、話せるようになるのかと言われると、話すのはSTRAILが終わって3ヶ月たった今もスピードは遅いし、考えながら話してしまいます。
以前は「単語一語一語切る話し方」だったのが少しずつ「ネイティブに似せたつながりのある話し方(例えばI got it!はアイガリッみたいにつながる)」ができるようになったのかなとは思います。
またライティングはほぼやっていません。3ヶ月目になると、即興で文を作る練習やライティングも入ってきましたが、その部分はSTRAILをする前と変わりありません。
③IELTSやFCEなど何らかの資格を取りたい人向けではない
IELTSなどの資格を取りたい人は、その資格向けの講座をとるべきだと思います。
TOEIC以外の資格は語学4技能を測っていますし、ライティングやスピーキングも進める必要があります。第二言語習得の方法に沿うのもわかりますが、それだけでは足りないと思います。
どんな人が英語コーチングを受けた方がいいの?
\こんな人に英語コーチングがおすすめ/
・英語学習がなかなか続かない人
・基礎力特にリスニング力が必要と思っている人
・TOEICで高い点数をとって就活に役立てたい人
・ビジネスで英語を使えるようになりたい人
は受ける価値があると思います。
アドバンスレベルの人やビギナーレベルの人はおそらく違う教材を使っているのかな?とも思いますが、私のように「中途半端に基礎はあるけど、聞き取りも上手くない、英会話はなんとかできるよ」くらいの人はリスニングの成果を感じられやすいのかなと思います。
NEW:英語コーチングを受けてから半年後
ちなみにミートファクトリーをやめ半年後、アデレードに移動しました。
その際に感じたことは
ネイティブスピーカー以外の人とは問題なく会話・仕事可能
動画や映画、クリアな英語は問題なく聞き取り可能(知らない単語はあるが)
オーストラリア人の英語はいまだにわからない笑
リスニング力はかなり改善されました。ハウスメイトのイギリス人・オーストラリア人に話しかけられても返事は問題なくできるように。ただまだ自信がなく、話すのが苦手だという意識は変わらず。
これからはスピーキング力をアップさせないとと思っています。
→それから1年後
田舎のオーストラリア人以外なら大体問題なくわかるし、仕事もできるように。ただスピーキングは練習をしていないので変わらないです
\STRAILが気になった方はSTRAILのHPをのぞいてみてね/