【IronSagaVS】体験版をやってみた

マジンガーZなどを操作して対戦する2D格闘ゲームの体験版がSteamに来てたので、とりあえず触ってみた現状の感想を書いてみる。
オンライン対戦はメンテ中で対戦できなかったので、主にトレモやシステム関連について。
あくまでも体験版時点での話なので製品版は大きく変わる可能性あり。

ゲーム性について

システム的には色々な格闘ゲームからシステムを少しずつ借りてるといった感じ。大きなものとしてはキャラ選択の時に2つの特徴から1つを選んでキャラを決定する。この選択によって必殺技も変わるし、キャラ特有のシステムも変わったりする。イメージとしてはカオスコードのキャラ選択の必殺技選択が近い。例えばマジンガーZだと飛び道具系が多いタイプと通常技などが強化された近中距離タイプの2種類といった感じ。
通常技は弱中強の3種類とキャラ固有技の4ボタンで共通。
他にはGGREVのブリッツシールドみたいのもあれば、スト6の必殺技もｷｬﾝｾﾙ出来るキャンセルラッシュのようなものもある。
スト6の大攻撃をパニッシュカウンターしたような特殊やられも存在する。
ウル4のウルトラコンボのような自分の体力が50％を切ると消費なしで1回だけ使えるようになる超必殺技もある。
後はキャラによってはジャンプ後に一定時間滞空出来るのと2段ジャンプができる2タイプに分かれているのと、技をガードさせると白ゲージが発生するぐらいか。
こう見るとシステムが多く感じるが、格闘ゲーム経験者なら分かりやすいシステムが多いので触ってそこまで苦労することはないだろう。
コンボの方は全キャラのトライアルをやった感じでは短めでレシピを覚えるのは簡単。キャラの硬直が分かりづらく慣れるまでは結構ミスりやすい。

体験版で使えるキャラについてザックリ紹介

現状は4キャラのみで、マジンガーZ・青龍・カグヤ・スサノオ。
選択時に選べるキャラ特性はトライアルやチュートリアルではほぼ説明が無かったのでここで軽く説明。
・マジンガーZ
　端から端まで届く飛び道具を持っていたり、リーチの長めの通常技を持っていたりと、どこでも戦えるオールラウンダーな感じ。
キャラの選択時には、下記の2タイプ。
　①遠距離タイプ：強めの飛び道具を固有ゲージを消費して撃て、ゲージは自然回復する。
　②近中距離タイプ：専用ゲージを使って色々な行動をキャンセルして相手を追撃しやすい吹き飛びに出来て、コンボが伸びる。
　コンボ難易度は少し高め。

・青龍
　完全近距離キャラで比較的コンボ火力も高め。コンボ後の起き攻めもしやすく格闘ゲームの経験者なら動かしやすい。このキャラのみ2段ジャンプ。
　キャラの選択時には、下記の2タイプ。
　①地上必殺技タイプ：コンボが簡単で火力高め。特定の必殺技を当てると固有のゲージが溜まり、固有ゲージが溜まる必殺技や超必殺を当てた際にボタンを押しっぱなしにすると、追撃が発生してさらに追撃出来たり、ダメージが上昇したりする。固有ゲージがマックスであればこの仕様を利用して投げから追撃、超必殺まで繋げることができる。
　②空中必殺技タイプ：空中制御出来る突進技が2種類あり、端から逃げるのに使ったり、コンボ中に位置を入れ替えたりと立ち回りが強化される。
　コンボ難易度は簡単。

・カグヤ
　近中距離タイプで剣を持っており通常技が少しだけ長めのリーチ、空中通常技から空中必殺技に繋げてさらに追撃まで出来るので、どこからでも一定のリターンを取れる感じ。
　キャラの選択時には、下記の2タイプ。
　①ダメージ強化タイプ：ゲージを払って強化状態に入るとガードさせた場合の白ゲージ増加等、突進技をキャンセルして隙消せる固有技もありスタンダードより。ゲージ消費でリーチ長めの中段が打てる。
　②機動力を強化タイプ：長めの突き攻撃の追加、追撃可能な突進超必殺技の追加等、個人的にはこっちのがオススメ。機動力があがるといっても特段立ち回りが上がる分けではなく、必殺技での運びなどの話。
　コンボ難易度は普通だが、画面入れ替えなども多くて少しレシピを覚えるのが面倒。

・スサノオ
　近距離タイプでめくれる技やコンパクトな小技から確認して簡単にダウンとれ、コンボ後には基本的に密着で起き攻めが出来る。
　キャラの選択時には、下記の2タイプ。
　①飛び道具タイプ：ゲージを使うが中央で大幅に運んでかつ起き攻めに行けたり、隙が少なめな飛び道具が打てるようになる。
　②地を飛び道具タイプ：端でのコンボダメージが伸びて火力が高い。
　コンボ難易度は高ダメージを狙うと結構難しめ。

色々触ってみて
結構キャラ差は大きそうなゲームに感じる。
スサノオのようにプレイ感があまり変わらなく感じるキャラもいれば、青龍やマジンガーZのように別キャラレベルで動きが変わるキャラもいる。
コンボなどは難しくなく、動かしている感じも操作しやすいので敷居は低め。
ちょっと気になったのは画面端で相手側に移動する技で端へ移動できてしまうおかげでスサノオ等の一部のキャラのコンボが難しい時がある。こういう難しさはいらない派なので気になった。
あと、66でステップでかつ硬直が少し長く感じたのも気になった。
とりあえずはここまで。オンライン対戦が解放されるのが楽しみだ。