※お気持ち備忘録 ―ぜろぷろ2期生オーディション決勝―
まず、この記事は少なくともぜろぷろ2期生オーディションに関わった方が見に来ているかと思いますので、人の言葉で申し訳ありませんが僕からお疲れさまでしたとこれからの道を応援しますの気持ちでこの動画を紹介させていただきます。
魔法なんかじゃない covered MZM
ちゃらんぽらん隊を卒業するメンバー達に対して、ちゃらんぽらん隊の曲「魔法なんかじゃない」をコーサカさんのラップを交えてカバーした曲。離れた仲間と共にそれぞれ新しい道へ進む元の歌詞と、背中を押してくれるような温かいコーサカさんのラップ詞が特徴。
Tips…ラップ詞の一部が以前コーサカさんの発表した、推しが引退してしまったときの感情を歌った「daydream」という曲と対になる解釈なので合わせて聞くとエモい。
さて、結論から言えば「決勝はこの人を応援しました」というあくまで個人的ものなので、興味ない方はここまででブラウザバックしていただいて大丈夫です。
12月21日から27日まで、ぜろぷろ2期生仮称「ムゲンちゃん」「ゆめかわちゃん」の魂となるべく予選を勝ち抜いたそれぞれ15人ずつが決勝オーディションを行った。
最終面接に進めるのはそれぞれ5位以内になった候補生のみ。
そのため僕は決勝開始時点からそれぞれ誰に星を投げるのか定めました。
ムゲンちゃんは 小西はすき さん
ゆめかわちゃんは 海月ゆめ さん
この2人にぜひ最終面接まで進んでもらいたい。推しの配信やイベントのために取った休暇は思わぬ方向に忙しくなった。
小西はすきさんはムゲンちゃん枠で3、4位あたり、海月ゆめさんはゆめかわちゃん枠で5、6位あたりにいたこと、そしてムゲンちゃん枠は得点差があまりにも開いていて簡単にはランキング変動を見せなかったことから僕は海月ゆめさんに3周することに専念しつつ小西はすきさんに可能な限り星を投げるという動きにしました。
3周…Showroomにおける20分~60分の配信枠で、星によるポイント稼ぎにおいていち無課金リスナーができる最大の支援。星は5種類×99個保有できるが1時間あたりの獲得可能数が5種類×10個の10回まで。最初の獲得から1時間後に再び獲得ができるようになる。その仕組みのなかで最大効率を出すことにより無課金リスナーでも1配信で1670ポイント、コメントによるカウントを足して1720ポイントの支援ができる。
そんな中、小西はすきさんが12月26日急に配信を休止。最後の枠のあと、ゲーム「Pink Heaven」にて次こそ主人公を青い子に会わせたい!と意気込んでいたのを覚えている。
その後声明が出た。
かいつまんでみると、「企業の力を借りて大きくなった自分ではなく、自分の力でもって大きなことを成し遂げたいので個人Vとしてのしあがる」とのこと。
オーディションでも明るく奔放に、わりかしポンコツに、でも勇気をもって挑戦していた小西さんだからこその結論だったのだろう。
僕はオーディション抜きに小西さんの魅力に惹かれていたので、むしろ気兼ねなく応援できるようになったことが嬉しかったかもしれない。応援のリプを送り、残りの日は海月ゆめさんに完全に専念することにした。
改めて、海月ゆめさん…「エンタメに救われた自分が、今度は誰かを救うエンタメでありたい」と配信は素人ながら今回の候補生となったアツいクラゲ。体の95%は水、残り5%は関西で出来ている。好きなものは映画、TRPG、自分が楽しいことと人に楽しんでもらうこと。特技は高速読経。
「海の中からこんにちは~。海の中から皆さんを癒しにやってきました、ZERO project2期生ゆめかわちゃん枠の候補生、海月ゆめです」
思えばゆめさんは2期候補生の中で一番にフォローが飛んできたクラゲさんだった。
Showroomにあるルーム推薦コメントに投稿したこちら。僕が感じた魅力がこれだ。
それと、彼女は非常にマメだった。配信に参加し、ルームのツイートをした人に対して毎回欠かさず感謝のリプライを送っていた。
配信中も来てくれてありがとうから始まり、終了5分前にアラームをセットし、壇上の読み上げと次回の予告、改めて来てくれたことへの感謝を述べて終わる。
彼女は配信者として活動するのは今回が初めてということだったが、基本…定番?の「したほうがいい」ことをきっちり最終日までやってのけた。それはもうプロの仕事と呼んでも過言ではないだろう。
自分も動画投稿や配信をしてはいるが、あくまで「自分のやりたいことをやりたいようにやっている」だけなのでアマチュアの域は脱しないのだろうと改めて痛感した。伸びていきたいのならばやはり見てくれている人に向き合うというのは大切なことなのだ。
ここからは僕の主観的な感じ方でしかないが、最終日が近づくにつれ少しの変化があったように思った。
予選終了後のお疲れさま枠にて明かされたことだが、海月ゆめさんは疑似バイノーラル機能を持ったマイクを使っているため簡易的なささやきASMR配信を決勝の配信でしたいと言っていた。
実際、一枠まるまるそのような配信はなかったと思う(朝7時からの枠に何度か行けなかったので定かでない)が、配信の終わり際に少しだけ疑似バイノーラルささやきをしてくれた。
そのタイミングでゆめさんは何度かマイク(正確には支柱)を殴ってリスナーをびっくりさせることがあった。
とはいえ僕も含めVtuberのリスナーも慣れたもので「鼓膜ないなった」「たすかる」「予備の鼓膜に替えなきゃ」などそれはそれで楽しんでいた。
恐らくゆめさんはそこで、案外リスナーという生き物は丈夫なものだと学んだのだと思う。日頃の感謝はしつつもいたずらをしたり、いわゆる「圧」をかけてみたりなどちょっとだけ踏み込んだ配信をしてくれた。
圧をかける…配信者がリスナーに対して「どうして来てくれるって言ってたのに来てくれないの?」「他の所を見に行ってたの?」など束縛してくる彼女のような発言をする遊び。元々のキャラではないムーブの場合、初見リスナーが怖がるためある程度常連がいる状態でないと出来ないとされる。
それでも内輪ノリになりすぎず、絶妙なバランスの中で決勝は進んでいったと思う。
また、今回のオーディション中にやっていた「日本をよく知らないナンシーが作ったホラーゲーム」通称「知らナンシー」は苦戦しつつも無事クリア。改めておめでとうございます。
12月27日、21:30~22:00。海月ゆめさんが設定した最終日最終枠。
高速読経vs50カウントも見事ゆめさんが勝ち越し、今回のオーディションへの思いを込めたSuper Beaverのありがとうを歌唱。
Showroomは終わり際が一番激しい戦いになる。
思わず僕もギフトを投げた。多分Showroomに課金するのはこれが2回目だったと思う。
海月ゆめさんの最終結果は4位。無事最終面接へと進むことが決まった。
これは順位確定後に送ったリプライだ。
最終面接は年明け。それまで候補者は好きに配信をしていいと運営から連絡があったらしい。
僕らリスナーは信じて見守ることしかできないが、とりあえずその日が来るまでは穏やかに過ごせたらいいなと思っている。
以上。
断言はしないが、恐らくぜろぷろ2期生オーディションに関する記事はこれ以降書かないだろうと思う。
思い返せば「せっかくの機会に立ち会えるのだから、時間の許す限り見届けたい」「自分があとで後悔するような応援はしたくない」「たまたま他の用事で取っていた休みがオーディション決勝と被った」というモチベーションとタイミングが完全に合致した奇跡の2週間だった。
もちろん「他の用事」もバッチリ参加できた。とても充実した期間だったと感じる。
改めて、こんな充実した時間を与えてくれた推しと候補生、一緒に応援したリスナー達に感謝を。
この備忘録が推し事の楽しさを思い出すきっかけになることを願って、記事を締めさせてもらおうと思う。