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文章なんて、できれば読みたくない。

一般的なビジネス書の文字数は10万字程度と言われているが、最近ではその文字数も少なめ傾向になっているそうだ。

というのも、最近はYouTubeにInstagram、TikTokをはじめとした動画やオーディオブックなどさまざまなものが登場していて、ユーザーの「好きな方法」で情報を得られる時代になってきたのも一理あるだろう。

読書だって、実は、「できれば読みたくないな」なんて思っている人だってたくさんいるはずだ。

だからこそわかりやすい文章が求められている。

分かりやすく、言いたいことを最初に言って!

昔の学校教育では、「起承転結」の言葉が良しとされ、それを充実に覚えてきた私たち。
でも、いまの時代にそれはマッチしているのだろうか。

「いつになったら「結」が出てくるのやら」
しびれを切らしてしまう人も少なくない。
小説ならまだしも、ビジネスシーンで起承転結をやられてしまっては
イライラが爆発してしまうだろう。

特にメールなど、相手の顔や様子が見えないものこそ、簡潔でわかりやすい文章がいい。

まずは結論からお願いします。

反応が見えないときはもちろん、ビジネスでは簡潔に結論から。

「いつもお世話になっております。
○○の書類をお送りさせていただきます。
○○日までにご確認いただければ幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。」

何を送るのか、いつまでに見てほしいのかを書けば、相手もすっきりと理解できるのではないだろうか。

まずは結論から。
相手をイライラさせないように。
(ときどき旦那をイライラさせている私です。)

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紡/Tomomi Sugimoto
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