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「MASTERキートン」の一節

ある国の王様に二人の息子がいた。
王様は兄のほうばかりかわいがっていた。
それで弟は兄を呪った。殺してやりたいと思っていた。
弟は計画を練った……兄の乗った馬にトカゲを仕掛けた。
馬は暴れくるい、兄は落馬して命を失った。
王様はショックを受け、間もなく亡くなり、弟は若くして王様になった。
数年後、弟は後悔の気持ちでいっぱいになった……
どうして兄を殺してしまったんだろう。
自分はどんどん大人になっていくが、天国の兄はどうなんだろう。
死んだ時のまま子供なんだろうか……?
弟は森の魔法使いを訪ね、天国の兄をのぞかせてもらった。


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