久しぶりの釣り。そしてコウイカを狙うも隣のおっちゃんの笑顔がかかったw
久しぶりの釣りへ。
かーなーり久しぶり過ぎて海についたら泣きそうになった(嘘だけど)海へ向かう道中というのは何故に心が高揚するものなのでしょうか?ウキウキ気分で車を走らせました。あいにく良いドライブ日和ではないにせよ、いい加減イカ釣り痛てえよなって思って頑張って竿を振ってみたものの、あたりがない。
あれ?この前話した人はここらへん釣れてるって話だったけど、たまたま僕の運がなかっただけなのかも…。
なんだかんだ堤防に立ってルアーを通していた時
真後ろに誰かの気配を感じたので振り返ると、めちゃくちゃ笑顔が素敵なおっちゃんがおりましたw
そんじょそこらの笑顔なんてもんじゃなくて、日本ばなしとかに出てきそうな笑顔。
目は笑顔のせいで細めており口はにーっとこれでもかと広角を上げていて。仲本工事さんの笑顔を更に良くした感じだった。
手を合わせてみたら福が貰えそうな程である。
「兄ちゃんなに釣ってるんだい」
「コウイカですよー」
「仕掛けはエサか何か?」
「疑似餌です。所謂エビのような形のルアーですよー」
「へーそれでイカが釣れるのか?見せてくれ」
と言われたので、僕がコウイカ様に作ったエギを見せてあげた。嬉しそうにマジマジと見つめて、何かと質問攻めにあったので、僕は話好きなのでしばらく付き合った。
荷物を取りに車に向かうとさっきのおじさん車に戻って何かを探している。
エギを変えて再び投げていると、隣に入ったおじさんはめちゃくちゃ苦戦しながらなにかの仕掛けを作っていた。
しばらくすると「兄ちゃんこのルアーにおもりつければいいのかい?」と見せてくれたのはフローティングミノー。
「おじさんそれだとイカは釣れないよ」
と僕はエギケースからエギを渡そうとしたんだけど
勿体ないからいいよと断られた。
ルアーやったことがないけど自分も釣りたかったんだって。なんかおっちゃん健気で可愛いのでイカじゃないけどフローティングミノーならセイゴとか釣れそうなので投げ方から、何やらレクチャーしてあげたけど、中々上手く投げれてなかったw結局投げて巻く動作を見せてあげたけど
そろそろ切り上げなくちゃいけなくなってそのまま別れた。
道中あのおっちゃんちゃんとルアー投げれたのかとか上手く言って釣れちゃってちゃんと釣り上げれたのかとかめちゃくちゃ気になってしまったw
結局他のポイントに少しだけ入ってみるもあたりすらなくて納竿と言うことに…。
なんかさ、僕みたいな若者と話して
自分もやってみようって思って頑張って仕掛け作ってさ、頑張って竿を振ってる姿がさすっごく純粋で見てて嬉しくなったなぁ。やっぱし釣り場で話すのってめちゃくちゃ大事やなと思った。本気で釣るって気持ちでいるときに話しかけられると、確かに今丁度いい時間なのにって思うけど、その人も楽しみに来てるからさ邪険には出来ないよね。皆が楽しく釣れたら良くねえかって思うとさ、やっぱり自分だけ楽しけりゃいいとはならないんだよな。
そんで僕みたいな初心者寄りの人間は
同じ様に困ってると助けてくれたりとか、タモ入れまでしてくれたりする人いてさマジで釣りって良いよなって思う。だってナブラめちゃくちゃ湧いてるのにわざわざタモ持って入れてくれる人とか神だからね!
「お兄さん僕の事はいいからルアー投げて」
って言っても
「いや、これは是非とも上げて欲しいっす」
って言われるとさ、どんだけいい人なんだって思うもんな。
釣りやってて本当にヒトの温かさに触れて、マジで釣りやってて良かったと思うもん。
地元の常連さんと仲良くなると贔屓してくれたり、助けて貰う事が多いなぁ。まぁその分自分も誰かを助けてあげれればイーブンだよね?いいものは連鎖してけば、誰も嫌な思いをしなくて済むじゃん?それって凄く大事だなと思った。
そんなもんでコウイカは釣れなかったけど
笑顔の素敵なおっちゃんがかかりましたww
本当に僕が帰ったあと大物とか釣れてたらどうしよう?
一生物の思い出だよね!?
釣れなかったけどめちゃくちゃ楽しい時間でした!
それではまた🎣🎣🎣