オクトパストラベラーを始めてみた感想
古き良きRPGを体験したいのならば、オクトパストラベラーをプレイしてみよう。
今やRPGは3Dとなり、オープンワールド化して、エンカウント制ではなく、シームレスな戦闘が一般的となっている中、オクトパストラベラーは敢えて時代を遡る。外で存分に遊んで、友人が帰った家でスーパーファミコンのRPGをプレイした、そんな懐かしい思い出が蘇って来る作品。。
丁度プレイして8時間ほど経過しましたが、率直な感想は面白いです。ただやはり不満点まではいかないけど、ちょっとなぁという部分もあったり…。僕の個人的な意見で申し訳無いですが、出来るだけ思った事を思った通りに書いていけたらなぁと思う次第です!
先ず全体的なグラフィックは、言わずもがな最新式の環境で遊んでいれば良いに決まっています。2Dと3Dの間の子みたいな感じで、滅茶苦茶綺麗なんだけど、でもしっかりと2Dの良さを表現している。もしオクトパストラベラー(オクトラ)が純粋な3Dグラフィックの作品だったら、多分ですが僕は買わなかったと思います。
「ああ、量産型のRPGだろうな」
と気にはしますが、遊ぶまでは至らなかったというのが素直な感想です。
やっぱり古き良きRPGって良いよな。あの頃の感動を追体験したいよなという古参ゲーマーの心を揺さぶる、現代の王道RPG作品。これこそ多くのゲーマーが愛したRPGの姿です。
戦闘での演出や、フィールドでの天候の表現等、ほんとに細かな部分まで拘って作っているなと思います。キャラクターの動きの滑らかさ然り、技のエフェクトに然り、細部に至るまで作成者の命が刻まれているように感じました。
セーブ画面で静止していると、キャラクターが時々瞬きをしていたり。そういった細かなこだわりって、普段気にしないからこそ、気がついた時に「ああすげぇ、こんな所まで作り込まれているんだ」って気がつける。そういうの良いよね!
なのでグラフィックは文句なしです!間違いない
戦闘システムに関しては、爽快感がありながら、戦略性もあるので、ただ闇雲に攻撃だけしておけばいいわけではない。
相手の苦手な武器種や、属性攻撃を当て続ける事でブレイク状態に持っていく事が出来、防御力を下げるだけじゃなく、スタンを取れるので、大きなアドバンテージを取ることが出来る。このシステムがとても面白かった。
昔ちょこっと遊んだだけなのでうろ覚えになっちゃうけど、ブレイブリーデフォルトも確かこんなシステム無かったっけ?それに近い感じなのかな?
時にその戦闘システムが煩わしいという感想があるのも、理解は出来る。確かに雑魚敵相手に時間を要する時は面倒に感じるけれど、でもそれも戦略性だったり、このゲームの味になっている。平坦なゲームにならない様に、絶妙なバランスに調整されていて、僕は凄く好き。
持ち武器が二種類設定されているキャラもいて、剣が苦手だったり、槍が苦手な敵に、適正の武器で攻撃する事でブレイク値を下げられるし、今はどの武器で攻撃するべきか、ここはブレイク取るべきか、それとも、瀕死の敵を攻撃するべきか、という選択肢が必要となる。
その絶妙な駆け引きも面白いポイント。
戦闘システムは申し分ない。非常に面白いと感じた。
ストーリー面では、八人のキャラクターにそれぞれストーリーが用意されていて、各キャラのお手伝いをするといった形で仲間に入る。個性的なキャラクターと、ストーリー展開。まだ一章までしかクリアしていないけれど、とてもいいストーリーだと思う。
各マップにキャラクターのアイコンが表示されていて、移動していく感じ。各マップ構成自体もそこまで複雑でもなく、割とサクサク進められる。良く言えば分かりやすい、悪く言えば少し単調。同じマップを通っている感じは否め無いですが、でも最初に述べたように、グラフィックが滅茶苦茶綺麗なので、嫌にはならない。マップのBGMもとても良いし、歩いていて気持ちがいいほど。
特に嫌なキャラもいないし、どのキャラも魅力的。メンバーは最大四人構成になるんだけど、正直誰を入れようか迷うほど。一応好きなキャラを入れて進めても、大丈夫そう。というか特別強すぎたり、弱すぎたりというアンバランス差が今のところないようにみえる。ただキャラクターを仲間にするとレベルが一からなので、最初に仲間にしたキャラクターとの落差が生まれやすい。特に僕は道に迷ったので、初期キャラと最後のキャラが7-8レベル位空いてますw
取り敢えず二章進めて、本格的にストーリーの良し悪しを決めたいと思う。
音楽面はとっても素晴らしい。というかサントラから始めた口なのでいいに決まっている。聖剣伝説やロマンシングサガの様な何処となくノスタルジックな音色が心地よい。スリリングな戦闘曲もカッコいい!!キャラボイスとの兼ね合いも良く、ただの戦闘にしても、凄く臨場感があって没入感があります。
ストーリーでは主要ムービーに入るとフルボイス、そうでない時は、一部のボイスが導入されるため、しつこくない。ずーっとどんな場面でもフルボイスだと正直面倒くさく感じるけど、やりすぎずかといって少なすぎず、いい塩梅なのかな?
意外とそんな細かい所まで気にしちゃうタイプなので、これは凄くバランスがいいと思う。技のエフェクト音や、攻撃時の斬撃等の音も爽快感があるので、戦闘一つ一つが楽しめる。
音楽面は最高!!サントラもお気に入り。
唯一不満点を挙げるならば、ダンジョンが少し単調?各ストーリーが一章ずつ進行する為、一つ一つが少し短い。なので他のキャラの章を始めると、前のストーリーを忘れがち。ダンジョンが印象に残りづらいので、余計ストーリー展開が記憶できない。
二章に入って、どんなストーリーだったっけ?ってなりそうな予感…。流石に一章ずつのストーリーのボリュームを上げてくれとは言わないし、逆にダレちゃうと面倒くなるから、まぁこれはこれで良いのかな?
一章をクリアした感じでは、それぞれのストーリーとの交わりがないので、他のキャラお使いの様になる。人のストーリー手伝っている場合なのかな?なんて思う事もしばしば…。
まぁこのストーリー展開がこのゲームの売りだから、しょうがないんだけど、どうもそれぞれのストーリーにあまり感情移入し辛いかも?これは2で改善されている事に期待。
後各キャラに設けられた、特殊システム。例えば町民に戦闘を挑めたり、モンスターでけしかけたりするメリットがよく分かりづらい。のどかな生活をする市民にいきなり攻撃を仕掛けて、ピヨって倒れているのを見ると可哀想になるのが本音ww
情報を聞けたり、町民からアイテムを購入できたり、又は盗めたり出来るのが面白いんだけど。逆にアイテム屋がダンジョンのボス戦のセーブポイント前に必ずいるので、アイテムの心配がしなくていい分、緊張感が少し無いかも?
まぁこれはかなり有り難いシステムなので文句は言えないかな。こういう救済ポイントも今では必要になって来ているし、あまり鬼畜難易度にしちゃうのも、今っぽくない。
ファストトラベルもそうだけど、ちょっと便利過ぎちゃうのかなとも思える。何度も言うけど、便利だからしょうがないんだけどね…。
まとめると。全体的に見れば凄くいい作品。
ただ人を選ぶ。これは結構レビューでも言われているポイント。確かにそれは凄いわかる。刺さらない人には刺さらない。逆にそれが面白いと感じる人には、何処までも面白いと思える。
僕は結構刺さりましたね。ただ多くの改善点を次作で改善されていれば良いなと思うので、取り敢えず一作目だし、これはこれで良いと思うけどね!!
取り敢えず全部クリア目指します!僕のモチベが続く限り、頑張ってプレイします。
早く2も遊びたいしね!
古き良きRPGと、現代のシステムを導入したRPG。どちらのいいところを継承した作品。オクトパストラベラー。
少し古い作品だけど、今更プレイして途中経過と簡単なレビューを載せてみました。
こんなん書く前にクリアせえよって話ですがねww
ほんと少しづつなので、頑張ってモチベを持続し続けたいと思いますw
それではまた🎮🎮🎮🎮🎮🎮🎮