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正直な感想。うっわーエグっ!!でも面白い。 雨穴さんの変な家2を読み終えて

後味悪いっすwwいや只管後味が悪い…。なんか胃の中が酸っぱいです。でも流石雨穴さん。ガンガン雨穴ワールド炸裂で、読み進める手が止まらない。

本当これ一気読みですw多分二日で読んじゃった…。僕はもともと速読な方だけど、読んでは休んで、だけど続きが気になって、ラストの付箋回収はずーっと只管集中して読みましたね。

章ごとにストーリーが進んでいき、計十一章。そして探偵パートで、ストーリーの全貌が明かされて、ラストで締めくくるという。

雨穴さんは元々ホラー作家さんですが、こちらのホラーはドロッドロの人間関係。只管闇の中を這いずり周り、そしてどん底へと突き落とす。

フィクションだと知りつつも、いや実際にこういうケースはゴマンとあるだろうなと感じさせる。

一時の快楽が招く悲劇。そしてその悲劇を悔やみ生きていく。そしてその罪を洗い流す為に、人は償い続ける。


とある団体の手によって…。


こちらの作品は、敢えてあらすじを書きません。一つにはこの本を読んで体験してほしいのと、書いていて辛い事ですwいやいや、どんなにエグい幽霊や、怪物が出るなら僕はいくらでも書きますよ。でもね、これは書きたくないww

だって書いている内に嫌になるんだもんw


あっ、面倒だからじゃないよ?僕の心理を見透かそうとしたそこのあなた…。そんな事はしませんとも、作者様が一生懸命書いた作品だからこそ、新鮮な気持ちで読んで欲しいからですよ。

兎に角読んで欲しい。ホラーが好きなら、ドロッドロの人間の内情を知りたければ滅茶苦茶オススメです。


雨穴さんって見た感じが怖いけど、語り口が可愛いからどうしてもコミカルなイメージが最近定着しちゃってるけどさ、やっぱりこの人はマジもののホラー作家さんだなって思う。

しかもどの作品もフィクションに感じられない。こういう事って意外とあるよね?って怖くなる。


幽霊なんかよりも、よっぽど生きている人間の方が怖い…。そう思えるからこそ、変な家2はぶっ刺さる。


「あー雨穴さんの方だー」って軽い気持ちで読んだが最後、メッチャクチャ後味がよろしくない気持ちになりますw


でもセリフ形式になっているから、断然読みやすいので本読み慣れていない方にオススメ出来ますよ。


もし気になった方は是非読んで見てくださいね!


それではまた📚📚📚📚📚📚📚📚📚




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