ジェント界のパイオニア?オランダが産んだジェントの真髄に酔いしれろ!?
2001年に結成されたオランダ産のジェントバンドである
TextureのPhenotypeは第5作目となるスタジオアルバムです。
今やジェントといえば、Animals of LeadersやPeriphery
Meshggahですが、実はジェントというジャンルのパイオニアとなるバンドはTextureなのです!
浮遊感とザクザクとしたリフ。メロディーとシャウトを織り交ぜたスタイルも、今となってしまえば当たり前のサウンドですがこのバンドのお陰で確立したと聞くと新鮮ですよね。
ジェントらしい変拍子を織り交ぜたリズムと、高音と低音を行き来するようなリフワーク。
激しさの中に垣間見えるアンニュイさというか、気だるさの様なメロディーも癖になります!
ただ全体的にやりすぎていないというか、絶妙なバランスで音がそれぞれ鳴っているので中だるみしないで聴ける感じがします。飽くまでメロディーを大事にしている印象が強いですね!そこら辺はジェントというよりはメタルコアに通ずる部分もあるのかも?
ただ単純かと言われれば決してそうではない。しっかり難解であります。
1. "Oceans Collide" 6:03
2. "New Horizons" 4:51
3. "Shaping a Single Grain of Sand" 4:20
4. "Illuminate the Trail" 7:15
5. "Meander" 1:39
6. "Erosion" 4:34
7. "The Fourth Prime" 7:06
8. "Zman" 3:20
9. "Timeless" 4:42
全体的に少し眺めの楽曲が並びます。
プログレメタルっぽさもあるアプローチなので、間奏が長めに取られていますね!
少しDREAMTHEATERのMETROPOLIS PT 2: SCENES FROM A MEMORYからの影響が伺えます。
そして#5Meanderの様にインダストリアルっぽいインスト曲が導入されます。非常にアバンギャルドで独創的な金属音サウンドが面白い!からの#6のErosionのイントロリフへ繋がるのですがそれが凄くマッチしていてカッコイイ!
中間部分の怪しげなインダストリアルサウンドも痺れます。#7のThe Fourth Primeのイントロで一気に落ち着き払ったバラードと思わせてしっかりと激しいw
僕はこの曲普通にバラードにしても良かったんじゃ?と思いましたw耳が結構疲れました…。
#8のZmanでようやく休憩…。静粛なピアノサウンドがまるで天へ誘うかの様です。とっても美しすぎて暫くリピしちゃうほど。
僕は前半部分の展開よりも後半からの展開に圧倒されちゃって。勿論前半もバリバリかっこいいのですが、この絶妙な曲展開が非常に楽しかったですね。
非常にモダンでかっこいいアルバムです!
ジェントし過ぎず、かと言ってメロディーし過ぎないバランスの良いアルバムだなと思いました!
もし気になった方はぜひ購入してみては!?
それではまた🤟🤟🤟🤟🤟
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