一発でぶっ飛んだアルバム。今までになかった音楽体験だった
衝撃的
衝撃的過ぎて空いた口が塞がらない
なんだろうこれ!?気持ち悪いけど気持ちがいい
それが僕のマリリンマンソンの第一印象だ
もうそれこそMMは大分昔に聴いて
それこそエクストリームメタルと平行して聴いてたんだけどさ、メタルとは違う
何と言うか…家族と映画見ていていやらしいシーンとかあるじゃない?それが流れて凄い気まずくなる時みたいなw見ちゃいけないんだけど、凄く興味が湧くというかそんな感じ
なんかね気軽に聴いちゃいけないものってのがマリリンマンソンだと思う
麻薬に手を出してはいけませんよーと言うのと同じ。
それを破ってでも聴きたくなるのは
もはや怖い物見たさの衝動なのだろう
エクストリームメタルはさ、何と言うかめちゃくちゃ悪い音楽ではあるんだけど凄え怖い兄ちゃん達が集まって酒のんでうぇーしてる感じなんだけど
マンソンはレイブパーティーとか行ってガンガンにキメちゃって飛びまくって。欲望まみれになっておかしくなってる感じ
だからメタルよりも断然危険な匂いがするんだよね
それが強烈に感じれるのがこの
「Golden Age of Grotesque 」ってわけ
グロ、セックス、ドラッグ、怒り等人間の悪い部分を濃縮した感じ
それに加えて今作はテクノ色が強く何処となくデペッシュ・モードっぽかったりする
よりクラシカルなサウンドを追求している
今作は作曲もマンソンが手掛けた事もあり
より濃厚なマンソンワールドを堪能出来る。
1曲目のシアターからこれからヤバイもの見せられる感がヒシヒシと感じられ
This is new shitで徐々にテンションが上がる
軽快なドラムとシンプルでキャッチーにも聞こえるギターリフ。ダークでありながら何処となくポップさも感じるこのアルバム内で一番ダークですね。マンソンらしいと言えば一番それらしい
mOBCENCEは
キャバレーの様なダンサーがバックで踊りながら存分に暴れまわる
キレッキレなリフにきらびやかな雰囲気。
正にスター街道真っ只中といった感じで。
モブ(群衆)シーンということで群衆が出るシーンだと思うだろうけど、曲中で何度もリフレインされるObscene(卑猥な)という言葉にかけている所からもはやマンソンワールド全開だよね!
エロ全開ですwでもとびっきりカッコいいからしょうがない!
Doll-Dagga Buzz-Buzz Ziggety-Zag
何だか呪文の様に冒頭からささやかれメインリフが始まる
やっぱりこの曲も全体的にキャバレーっぽい
昔、クリスティーナアギレラが出演した「バーレスク」を思い出した。ダンサーが踊るバックに流れていそう!非常にポップな出来
Use Your Fist And Not Your Mouth
ダウナー気味なギターリフから始まり、テクノライクな音に包まれる。下手な小細工無しに言葉をぶつけるマンソンの怒り
ストレートにメタルサウンドでありながら、何処となくインダストリアル。
The Golden Age Of Grotesque
タイトルトラック。映画のフィルムを回すような音から怪しげな人形劇の様な音に加えて
非常に気味の悪いマンソンの歌声。
どの作品よりもおどろおどろしいこの曲
地べたに這いつくばりながら歌ってる様な脱力具合。これはもうマンソンしか作れない作品だなー
(s)AINT
個人的に好きな曲。これも凄くデペッシュ・モードっぽい曲じゃない?僕はこういった曲凄い好きなんだよなー
Fはもうある、CとKは手に入れた
足りないのはU「You」お前みたいなアバズレだよ
という言葉遊びにも何処となく華がありますねw
Saint(聖なる)からSを省いてa‘intにしている辺り彼のアンチクライストぶりが見て取れます
非常にカッコいい!それでMVは敢えてノーコメントで
Ka-Boom Ka-Boom
超ダウナー!もうこれはドゥームメタルですね
カーブンマカブーンマとは日本語で言えばチュドーンチュドーンって意味です。要は爆発音ね
でかい車が好きだぜ、スターだぜと歌う曲ですね!
カッコいいマンソンが聴けます!
Slutgarden
ふしだらな女の楽園という意味ですねw
要は風俗みたいなそういった場所なのかな?
大人しめなイントロから急にがーんとヘビーになる曲。やっぱりマンソンはエロを題材にすると強いのねw
Spade
只管怪しい、いや妖しい若干引っ込み気味なマンソンの声。これが意図的なのか非常に不気味に聞こえます。狂ってますねしかし
中盤らへんのリフがとってもカッコいい!
ザクザクとしたリフとダウナー気味なソロ、そして這いつくばるようなキーボード
盛り上がっていくようで盛り上がっていかない
何処までも下へ下へと引きずり込まれます
ラストのマンソンの声が不気味すぎ
Para-noir
Radioheadっぽさもあるリフ、ドロドロした音が気持ち悪い
ジメッとした湿気に包まれて汗がまとわりつきそうな位危険なオーラが出てますね
地面に引きずり込まれて行き着いた先はおかしな世界だったみたいに広がるマンソンワールド
只管不快な雰囲気が出ています
歌詞は敢えて解説しませんwまぁ欲望丸だしですね強いて言うならばwよくこの曲のアウトロを聴いたばあちゃんは「あら?救急車かしら?」とよく勘違いしてましたw聞こえないこともないけどな(ばあちゃんに聴かせてたのかよw)
The Bright Young Things
ワーオカッコいいリフ!
いきなりかっこいい曲が来ましたねー!
若干ラップの様に叩きかけるマンソン、インダストリアルバリバリで超イケイケです
輝かしい若い衆という意味なのかな?
俺等は何にも従わねえぜ!流行には食いつくがなとワルなキッズが好みそうな曲ですねー!
Better Of Two Evils
いきなり音が切れてまたしても怪しげなリフ
かと思いきやMMの代表曲のRock is Deadの様な歯切れの良いリフ!ズンズン前に進む感じがカッコいい!正にロックアンセムといった感じか?
後半になっていきなりイケイケになっていくスタイル。良き。リフもカッコいい!Rammsteinが書きそうな曲だと思わない?
Vodevil
これもまた人形劇の用な怪しさ
ブレイワイアット(RIP)が入場してきそうな怪しさがあるよね。リフになるとやっぱりアゲアゲ
のこの危うさと激しさの隣り合わせな雰囲気がこのアルバムの良さなのかも知れませんね!
最後の最後までマンソンしていました!
ただ少し詰め込み過ぎてすこし後半はだれ気味なのはマンソンに内緒ね?
Obsequy (The Death Of Art)
一気にフェードアウトしエンドロールかな?
ぶっ壊れた操り人形が怪しく踊る様な雰囲気
いくつもの声が語り合い何が何だかわかりませんw
最後の最後まで不快感マックスの今作
でもそれでいてポップであり非常にバラエティーに富んだ作品だと僕は思う
なんせこのアルバムがデビュー作だったので
他のマンソンファンからするとだいぶ遅め
だけどこれを皮切りに沢山アルバムを聴いたから
まあ良しだよね?
久しぶりに聴き込んでみましたが
やっぱりいい作品だな!
ちょっとだれやすいけどまぁ良しとしようw
本当、どれくらいぶりにしっかりと聴いただろうか?
かれこれ10年以上は聴いてなかったもん
懐かしいーが先に来るよね
では疲れたのでまたーw