違和感を感じられる感性を大事にした方がいい理由
ヤドカリは自分の身体の成長に合わせて、自分の殻を交換します。爪で大きさを測り、自分の身体にぴったりなものを見つけるそうです。
ヤドカリだけじゃなく、昆虫や甲殻類等は古くなった自分の皮を脱ぎ捨て脱皮をします。
多くの生物というのは、何かに違和感を感じた際。居場所を変えたり、行動パターン等を変えたりします。
それは人間よりも優れている感性なのですが、じゃあ何故人よりもそういったものが優れているのか?というお話と、違和感を感じる事の大切さを話していきたいと思います。
先ず何故多くの生物たちは、人よりも違和感を感じやすいのか?これはスピリチュアル的な言葉で言えば「グラウンディング」と呼びます。
僕達が生きるこの世界は、波動というものが存在して、多くの生物の成長を促したり、エネルギーを与えてくれる大切なものです。
そしてその波動を最も感じやすい。その波動を受け取りやすい場所というのが「足の裏」になります。
グラウンディングとは大地からエネルギーを、足の裏で感じる事が出来る、多くの生物が持つものです。
ですが僕達が外を出歩く際に、特別な理由が無ければ、底の厚い靴を履いていると思います。
ゴムで出来た靴底というのは、多少波動を感じたにせよ、多くの生物の様にダイレクトに感じる事が出来ないんです。なので多くの情報などは、自分の目や耳で判断せざるを得ないという事ですね!
外を歩く野生動物が、通行する車にはねられて死んでいる姿を見れば一目了然です。
車のゴムタイヤが勢いよく走行していれば、幾ら波動を感じやすい生き物であれ、それを危険だと察知する前にひかれてしまうというわけです。これは狩猟でも同じ事が言えると思います。
要は多くの人達は、自然の中で最も大切な行動である「グラウンディング」が出来ていないので、上手く地球の波動と同調しづらいのではないか?というのが僕の考えです。
では逆に何故違和感を感じられる事が大事なのか?にフォーカスを当てて考えてみましょう!
冒頭で話した、ヤドカリの話。人が自分の居場所に違和感を感じる、または自分自身に違和感を感じるというものは、実は人間にとって自然の感性であり。自分を守る為、自分を確立していくため、自分をより高めていくために、必要なもののはずなのですが。
逆に違和感を感じたからといって、直ぐに環境を変えるのが難しいのが、人間というわけです。
それは家庭を持ったり、組織に属したりしながら生きていかなければいけない僕達にとって、その行動は時に「非常識」に捉えられてしまいます。
社会性や他人との信頼感。土地独自のしきたりや一家代々が築き上げてもの。それらを放棄して、投げ出してしまえば、自分だけじゃなく、他人にまで迷惑が及んでしまう。それが人間社会です。
多くの組織では、はみ出さず、かつ自分の考えが持ってる人材こそが優れた存在であり、またその多くに違和感を感じる事なく、日々の業務をこなせる人材こそが、人々のいう素晴らしい人間なのではないでしょうか?
普通にしなければいけない。皆と同じ行動を取らなければいけない。まだティーンネィジャーの頃は、それが大嫌いでかなり反抗的な態度を取ったりしていました。
何故、どうして?と考える余地がない。考える事が良くないという環境に耐える事が出来なく。かなり熱くなっていた時期もあるんです。
ですがやっぱりこの世を生きていくには、他人を尊重し、秩序を守る事というのは、自分だけじゃなく、他人の為になるので、利己的に生きていてはバランスが悪くなります。
何故自分は違和感を感じるのか?それは何なのか?そして自分はその違和感をどうしていきたいのか?改善したいのか?変えていかなければならないのか?
そうやって考える時期が必要になります。だからこそ、時間をかけて内側と対話する必要が出てくる。そのために停滞する時間が大事になっていくんです。
先程のグラウンディングの話に戻りますが。足の裏で感じる波動には良い波動や悪い波動があって、それを人は直感的に判断し、居場所を変えるキッカケになります。
「これは良くない波動だ」と少しでも違和感を感じた場合。いくら何をした所で、自分の身体に殻がマッチしていないということになります。
それくらい日々僕達が違和感を感じられるというのは、大事な感性なんです。違和感を感じられるから、自分はより成長できる。より幸せに近づける。というわけです。
風の時代に入って、もう大分立ちました。今までの常識が少しずつ通用しなくなっています。だからこそ、自分が感じる違和感は、これからの人生。これからの新しい時代の常識に変われる大事なものなので。
その違和感を大事に持って、自分をより高めていける物になっていけると良いと思います。
違和感を感じるのは悪いことじゃありません。人間にとってより自然なもので、大切なものだと理解が出来るようになれると良いと思います!
それではまた🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚🐚