多分再レビュー。最後?のブルデス作品をじっくりと聴いて感想を言う。
この作品を"純"ブルデスアルバムだと表現するのは多分純粋なブルデスフリークに言うとサムダウンだろう。はっきりと言うけど、これはブルデスであるけど、ブルデスではない。
いやブルデスではある。でも本物のブルデスではない。何言ってんねんって話ですよねwwわかりやすく言うと、純ブルデスは揚げたバター。こちらはただのバター。どちらもハートストップな高カロリーで間違いないですが、揚げるよりはマイルドって奴wwwwそれを食べればどちらも身体をぶっ壊すやばい物で違いないです。
なんか冒頭から理由わからないことばかりつらつらと書いてますねwごめんなさい…。
と、兎に角。僕はこのアルバムが今のところ一番好きなアルバムかな?と思います。先ず一曲目のThru Our Scarsこちらが兎に角カッコいいんですよ!ザクザク刻みリフから唐突なチェロが入り込み、お次はジャリジャリしたベースの打撃音。それが始まりのゴングの如く、狂った様に放たれるブラストビートの嵐。ツーバスとブラストのバランスが心地が良いです。めちゃくちゃカッコいいリフにトマッソビバルディのデスが狂ってます。コーラスにはクリーンボイスが導入されています。これが純ブルデスファンから敬遠される点です。ですが、彼らの評価は別にブルデス界隈では認められてると思ってるのでセーフだと思われ…。
二曲目のAbyssalは何処かブラックメタル感があるトレモロリフと曲展開。一曲目を更に疾走させた曲です。でも何故だか聴き疲れて来ない不思議。意外とスーッと聴けちゃう。相変わらずフランチェスコパオリのドラムは狂ってます。どう聴いても打ち込みにしか聴こえない粒の揃い具合。これだけでももうこのバンドの価値が理解できると思います。途中で入る謎のイタリア語の語りが良くわからないですが、こちらもいいアクセントになっているのでしょうか?一番好きな曲です!
三曲目のConspiracy of Silenceの導入部分がめちゃくちゃブラックメタル。イモータルを少し連想させる。ブラストが一際激しいですwどんな力で叩けばこんな音がするのか理解が出来ません。ザクザクしたリフ後ろでベキベキとなるパオロ・ロッシのベースがイカしてます!ちゃんと後ろで聞こえるのが素晴らしいエンジニアを雇ってるんだろうなって思いました!クリスティアーノトリオンフェラの怪しげなクリーンとゆらゆらしたリードが不安定になります。
四曲目のBlinded by Fearは言わずもがな。超有名バンドアット・ザ・ゲイツの代表曲のカヴァーです。メロデスやんけwブルデスバンドがメロデスカヴァーしてるやんけってwでもそんなん知らん!!良いものはいいんじゃー。しかもめちゃくちゃいいカヴァーw最高にカッコいい曲に仕上がっています。メロデスファン大歓喜の曲ではないでしょうか?格好良くて当たり前の曲ですね!
5曲目のMafiaはピアノの伴奏のインスト曲です。これは次作への付箋と言うべきでしょうか?これから知る人ぞ知る、現在のFleshgod Apocalypseのお披露目という理由ですね!多分ですがフランチェスコフェリーニが演奏していると思われます。こっからシンフォニー路線で行くぜという付箋ですね!ここから次作Labyrinthへと続くという流れです。
こちらのMafiaですが一応EPなので、曲数は少なめ…。と言うよりも、次作への付箋となる為のアルバムなので、前作のOraclesの色を残しつつ、ちょいちょいクラシカルな側面を挟んだアルバムとなります。結構この作品は人気が高いアルバムです。僕自身もOraclesとMafiaは結構聴き込みました。なんだかんだ全曲通して聴くのはこの二枚かも?
次回はOraclesも紹介しようかな?このアルバムもマジモンでカッコいいのでレビューが楽しみですw
🤟🤟🤟🤟🤟🤟それではーーまた🤟🤟🤟🤟🤟🤟🤟🤟🤟
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