鎌倉の美味しいものと、鎌倉殿
鎌倉って毎回ちがう楽しみ方ができて、何度でも行きたくなる。今回は、鎌倉と大磯、毛色が違うふたつの街を一泊二日でたのしんできた。かまいそ小旅行、とでも名付けようか。
まずは、鎌倉について。
今回のかまいそ小旅行の一番の目的は、鎌倉にある大河ドラマ館。2022年1月から放送されている、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に毎週夢中になっておりまして。その世界をより深く楽しめる展示に前々から行きたいと思ってたのです。
愛読書オズマガジンの最新号がちょうど鎌倉特集ということで、このタイミングで行くことに。
嬉しいことに有給を取れたので、鎌倉近辺に泊まりで行くことに。サウナが有名だという大磯プリンスホテルに宿泊予約をして、いざ鎌倉。当日の朝は、ずっと鎌倉殿の13人のオープニングテーマを聞いていた。
まずは腹ごしらえ
鎌倉に着いたのは、12時くらい。大河ドラマ館をじっくり楽しみたかったので、まずは腹ごしらえをすることに。
大正ロマンな喫茶店、ミルクホールへ。オズマガジンに載っていて、ブックマークしていたのだ。
中に入ると、暖色系の照明とアンティークな家具たち。個性的な陶器の人形や、食器も多く飾られていた。部屋がいくつか分かれていて、窓際の席にはライトは無く、窓からの光が部屋を照らしていた。私たちは、暖かい光の部屋に案内された。
カレーライスとハヤシライスがメニューに並んでいると、なぜかいつもハヤシを頼んでしまう性。カレーは家でもよく食べるけど、ハヤシは人生で食べる頻度が少ないからだろうか。今回も、ハヤシライスを注文。
今日はお休みなので、デザートも食べた。(何かにつけてご褒美を自分にあげちゃう)こちらのお店がレモンを推しているようだったので、素直にレモンパフェを注文。レモンがモチーフになっているデザートってケーキ系が多いから、パフェに出会えてうれしい。
いざ、鎌倉殿の13人の世界へ
お腹を満たしたら、鶴岡八幡宮の方へ向かう。大河ドラマ館は、境内の鶴岡ミュージアムにある。
チケットを購入後、スタッフさんから「あちらの階段を登ると、義時さんが待ってます」と。自分がいつもお茶の間だけで聞く名前を外で聞くと、なんだかテンションが上がる。イヤホンで聴いてる音楽が商業施設で流れるとなぜか興奮するあの感じ。
階段を登ると、義時さんが、いた。
義時さんを見た瞬間、めちゃめちゃテンションが上がった。ディズニーランドの入り口に向かうときのような。鎌倉殿の世界にきた!って感じで。
コンテンツがたくさんあって、じっくりひとつずつ見て回った。
登場人物の等身大パネル
実際に使われた衣装と小物の展示
鎌倉殿になれる撮影ブース
・登場人物の紹介&役者さんのメッセージ
・大倉御所のジオラマ&解説
・実際に使われた衣装と小物の展示
・音楽担当、時代考証、美術、演出の方々のインタビュー映像
・役者さんたちの色紙が壁一面に飾ってある部屋
ここに書ききれないコンテンツもあって、本当に1,000円でいいんですか…?という気持ち。
制作の裏側を垣間見れる、制作陣のインタビューが特におもしろかった。こんなふうに作られているんだな、というのが分かるとよりドラマを楽しめる。
ゆっくり時間をかけて鎌倉殿の世界を味わいました。これからのドラマがますます楽しみに(物語はつらいけど)
食べてみたかった、コクリコのクレープ
鼻息荒く大河ドラマ館を楽しんだら、小腹が空いてきた。小町通りを歩くとき、いつも人でいっぱいのコクリコのクレープへ。
チョコだけのシンプルなクレープを注文。
香ばしいクレープの皮と、甘いチョコの相性が最高。シンプルだから食べたあとの「すごい量食べたな…」感も無いし、おやつにピッタリ。
お土産の定番、鎌倉まめや
鎌倉に遊びに行くとき、いつも寄るお店。それが、鎌倉まめや。マヨネーズからラー油、ブルーベリー、梅干しまで、たっくさんの味の豆菓子が売っている。
今回は、ラー油味と湘南ゴールド味を購入。ラー油はよく買っていて、ピリ辛でお酒にも合う。湘南ゴールドは、控えめな甘さと柑橘のさっぱりさがたまらなく美味しかった。自宅でぱくぱく食べ進んで、気づいたら残り4つだったので慌てて写真を撮った。
まめやでお菓子を買えたところで、そろそろ宿がある大磯へ向かうことに。
キリがいいので、大磯のことはまた次の記事で。