自転車カスタム(折り畳み14インチ)Vol.8~裏磐梯~会津若松サイクリング~
FIAT AL-FDB140 という折りたたみ自転車の運用記録&カスタム記録、Vol.8です。Vol.8では佐渡島ライドを通じてブレーキ強化とフロントキャリア(荷台)の装着、ブレーキテスト兼ねての、雨天を含む自転車旅日記を綴ります。繰り返しますが『自転車改造は自己責任』です。『公道や歩道を走行できる安全な整備』ができない場合、自分でやるべきではありません。
このVol.8ではFIAT AL-FDB140(DAHON DOVE , BYA412series , RENAULT(ルノー) LIGHT8)でロングライドする上で施した装備を纏めます。自転車を乗り換えた今でも装備、パーツ、道具も、この記事を書いている2024年時点でも現役で使用しています。
ブレーキ交換・フロントキャリア取付
ブレーキハンドル(ブレーキレバー)は、シマノのDEORE(ディオーレ)を。Vブレーキは前後ともCAPREO(カプレオ)に交換しました。ブレーキの引き量と、Vブレーキの引き量が一致していないと、ブレーキがかかりません。安全に関わることなので、違うコンポーネントでも問題ないかを確認します。
本当ならブレーキ周りもクランクと同様にCAPREOと統一したかったのですが、2016年後半当時はすでにCAPREOの市場在庫は枯渇しかかっており、前後のVブレーキも新品在庫わずかなのを滑り込みで購入できました。DEOREを購入したのは、手頃な価格で剛性のあるブレーキハンドルだったからです。CAPREOのVブレーキは、購入時点ではフロントのみ在庫があったので、2個購入しました。フロントもリアもシュー方向を入れ替えれば問題なし、ということも調べた上で取り寄せました。
CAPREOのVブレーキの良いところは、ブレーキパッドが短く、シューが交換できる所です。『カプレオの舟』というワードでヒットしましたが、ミニベロはホイールの直径が小さいので、シューの長さは短いほうが、あたる面積が広くなるので、都合が良いのです。ブレーキシューはロードバイクのものと互換性があります。ブレーキワイヤも前後とも交換となりますが、Vブレーキバナナ、ガイドパイプと呼ばれるものは、フレキシブルなものを購入しました。硬いパイプだと輪行時に当たって曲げてしまうためです。
フロントキャリアの装着は、重量増加にもつながりますし、取付は完全に好みなわけですが、荷物を載せてサイクリングしたい人間にはメリットです。折りたたみミニベロにキャリアを取付けるのはハードルが高く、問題は、折りたたみ機構と干渉しないで取付けられるか否かなので、そこは事例を調べるか、実際に購入して人柱になるしかありません。小さなフロントキャリアですが、積載する時は防水スタッフバックをゴム紐などでグルグルに巻き付けます。
Vブレーキ台座とフロントフォークのダボ穴に、フロントキャリアを載せます。ただ、Vブレーキ台座にこれを装着するには、台座との位置調整が必要なので、ホームセンターでネジやカラーやワッシャーを調達して、現物と合わせてしっかり固定します。
Vブレーキをミニベロに装着して調整する上で困ったことは、ホイール直径が小さいとリムのカーブがきつくて、ブレーキパッドがリムに収まらないことです。パッドはゴムなので、タイヤと干渉する位置は削るとか色々方法はあるのですが…それだとブレーキが減ってくると調整が必要になります。図にしました。
合わせて、リアに付けるキックスタンドも既設よりも軽量のものに交換しました。半分程の重さです。ただ、これはフレームとスタンドの突起が干渉しポン付けは出来なかったので、金属ヤスリで削っています。
裏磐梯・猪苗代経由・会津若松サイクリング
ブレーキ力がUPしたので、アップダウンを含むサイクリングに出かけます。
季節は晩夏だったので、少しでも涼しくサイクリングしたかったので、新幹線で輪行して高原へ行くことにしました。猪苗代湖の湖面はおよそ500m、裏磐梯の湖の標高はおよそ750mです。
問題は天候で、どこかのタイミングで大雨が降ることが予測されました。なので上下にセパレートされた登山用の雨具・防水の手袋を持参しています。これらレインウェアは登山用なので、収納時は軽量で、透湿性に優れています。パンツの裾がひらひらしているので、右裾がチェーンに巻き込まれる可能性があるので伸縮性のバンドで抑える等、対策が必要です。
裏磐梯の高原は涼しく、湖を周回する道路は非常に走りやすいです。
湖畔の宿で一泊し、翌日は裏磐梯から猪苗代経由で会津若松に向かいます。200m下り基調、40km弱のサイクリングです。
まずは15km程を走って、150m程下ります。ブレーキはしっかりと制動してくれます。
猪苗代湖に立ち寄りつつ、会津若松方面を走ります。
朝から雨模様ですが、雨量は増えたり減ったりしつつ…ちゃんと雨天装備をしているので、問題なく走れました。
昼食処で強い雨雲を避けたり、ゆっくり走ったので、会津若松市街に到着したのは14時すぎです。16時頃には、すっかり雨は止んでいました。
翌日は曇天だったので、時間の許す限り、自転車で会津若松の街をサイクリングし、観光します。
雨天走行の教訓
今回はアップダウンのある北佐渡をロングライドした際に、ブレーキ力強化の必要性を痛感し、そこを改善してサイクリングに臨みました。雨天下で、のべ3時間~4時間ほどサイクリングしましたが、ブレーキハンドルも既設のようなフニャフニャさもなくカチッと制動してくれました。
ただ、チェーンオイルはいわゆる雨天仕様ではなかったので、雨に濡れてオイルはすべて落ちてしまいました。ミニベロは旅のお供に乗っているので雨が降るときもありますので、フィニッシュライン(FINISH LINE) セラミック ウェットルーブを使用しています。
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