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愛らしい観音最中との出会い 〜高崎市観音屋〜


先日、群馬県高崎市の観音山に行ってきました。
群馬県民お馴染みの上毛かるたにも読まれている観音像があるお山です。

ちなみに、観音山は桜の名所。
花を愛でて、日頃の疲れを癒やそうかと思ったんです。

だから、まさかこんな可愛らしいお菓子に出会うとは思いませんでした。

入っていないのは添加物。入っているのは観音様のご利益

桜を見て、敷地を歩いていたら「観音最中」の文字を発見。
なんでも観音様を模したお菓子なんだとか。
「入っていないのは添加物。入っているのは観音様のご利益」
お店のおばさんの威勢のいい売り文句がとても印象的でした。
ここからは商品の紹介です。

ノスタルジックな包み紙

単色の色使いで優しい雰囲気


袋も滝二郎氏の切り絵

絵は『もちもちの木』の挿絵でお馴染みの滝平二郎氏によるもの。
ノスタルジー感が伝わってくるデザインに、見惚れてしまいました。

旅情感をかき立てるパッケージ

水彩画のようなパッケージ

包み紙を開くと、そこには水彩のタッチが描かれた観音様の姿が。
遠くに見える山(おそらく榛名山)バックに悠然と立つ姿を見ていたら、不思議としゃんとした気持ちに。

中央には「観味」の文字。
観音様の味? 味を観る?
どんな意味なのでしょうか。


愛らしい顔つき

慈悲深い顔つきを見ていると、食べる前からご利益が得られそうです。

部屋に鎮座する観音様


柔和な表情にほっこり
「大観音」の文字


気になる味は

最中は小豆あんと白あんの2種類。
小豆あんは茶色の皮。
白あんは白色の皮。
どちらもあんがたっぷり入っていました

小豆あんは、滑らかな甘さ。
ついつい手が止まりません。

白あんは小豆あんに比べてもったりした味わい。
舌に残る黒ゴマの香ばしさが印象的でした。

ちなみに、店の方によると、自分の体で気になる部位から食べると良いのだそう。
ちなみに、私は顔からいただきました笑

どこで買えるの?

・観音屋本店(群馬県高崎市中紺屋町22-1)
・観音屋観音茶屋店(群馬県高崎市石原町2709)
 →今回はこちらで購入しました。

愛らしいデザイン、そして優しい味わいの観音最中。
一度、ご賞味ください。


追伸:後から分かったのですが、観音最中は私の憧れの文筆家甲斐みのりさんも取り上げているそうです。

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