Lou Reed "Walk on the Wild Side"
最近、私がハマっているのがこの曲
この曲はルー・リードというミュージシャンが1972年に発表した楽曲で彼の代表作の一つだ。アルバム『トランスフォーマー』に収録されていて、邦題は『ワイルド・サイドを歩け』。
まずジャケットがかっこいい。映画『クロウ/飛翔伝説』でブルース・リーの息子、ブランドン・リーが演じたエリック・ドラヴェンを彷彿させる。
そして、僕がこの曲を好きな大きな理由は参加ミュージシャンだ。この曲にはデヴィッド・ボウイがアコースティック・ギターで参加している。
そのおかげか全体の雰囲気が、映画『オデッセイ』でも使用されたデヴィッド・ボウイの『スターマン』に似ている。
そしてそして、この曲にはベースにハービー・フラワーズというベーシストが参加している。
かなりのヴィンテージの青いフェンダー・ジャズベースがとても魅力的だ。
彼はこの曲でそのジャズベースにダブルベース(ウッドベース、コントラバスとも言う)を重ねている。そこがこの曲の大きなミソであり、私がハマった大きな理由だ。
この動画でどのようなプレイをしているかが詳しく分かる。
さらに、このベースを聴くと私はある曲を思い出す。それは、
YMOの『WILD AMBITIONS』の散開ライブバージョンだ。
オリジナルの『WILD AMBITIONS』はシンセベースがメインで、散開ライブのみ細野晴臣がスタインバーグ社製のエレキベースを弾いている。
この曲はダブルベースとエレキベースが重なってはいないものの、Aメロで高いベース音と低いベース音の二音が重なったプレイが聴ける。
一方でオリジナルの『WILD AMBITIONS』は前述の通りエレキベースは使われていないものの、イントロでダブルベースの音が入っているのが分かる。
そのような点も含めこの二曲は共通点が多い。
私の推測ではどちらも"Wild"だからという結論に達した。
最期に、世界には知名度はかなり少ないが腕利きのベーシストがたくさんいる。みなさんもググってみてはいかが?
みなさんに素敵なベースライフが訪れることを祈って。(終)