習い事について~ピアノ①~
Yが小学校に入学したら、ピアノを習わせたいと考えていました。
未就園児の時通った○マハの音楽教室ではほとんどCDをかけて楽しむという感じだったのですが、少しだけピアノを弾かせてくれる時間があって、その時が1番嬉しそうで集中していたのと、
幼稚園に入ってからは、いつも先生が弾く時ピアノの隣にいて、時々鳴らしているときいていたからです。
このまま全くピアノに触れなくなるというのが残念というか、この先ずっと音楽から遠ざかっていいのかという思いがありました。
ピアノ教室を考えた場合、小学生だと30分椅子に座ってレッスンするのが定番です。でもYには到底無理。
それで、少々遠くても通うつもりでいけそうな教室を探し始めました。
発達障害の子に配慮します、視覚支援しますみたいなところはやはり少ない。しかも見つけたところはただいま募集してません、とかキャンセル待ちです、とか・・。
逆に家の近くでどんな教室があるか探してみました。
リトミックをしている先生がヒットしました。小さい子に慣れている先生ならもしかしたらいけるかもしれない・・。
その先生に連絡をとってみました。
一度、体験レッスンを受けてみてくださいとメールがきました。通常、体験レッスンというのは受けてみて嫌ならやめてもいいですよという意味で、こちらが判断するものだと思うのですが、Yの様子を伝えて、もし先生の方が無理だと思ったら正直におっしゃってくださいとお願いしておきました。
私は習い事だけではなく、何かに参加する時には、こちらがやりたいと思っていても相手が苦手そうな表情をしたり、メールであってもちょっと困りますといった感じの雰囲気だったりしたらとやめることにしています。
そして体験レッスン当日・・
最初、ピアノの前に座るのではなく、先生の弾くのに合わせてボールをつくことから始まりました。リズムに合わせて上に投げたり、止まったり・・
言葉で説明されてもなかなか理解できないYでしたが、ピアノの音を何回も聴いているうちに徐々に合わせられるように・・先生も絶妙なタイミングで声をかけてくれたり褒めてくれたりします。
その後もトランポリンを跳んだり、ベルを使ったり・・次々と進んでいきます。
途中でピアノを弾く時間があり・・けれどお決まりのテキスト「バイエル」ではなく先生が選んだ海外のものでした。こういうテキストがあるんだ!楽しそう!とちょっと私も興奮状態(私も小学生の時に習っていたのですが、昔にありがちな怖い先生でバイエルを最初から順番にやるだけだったので)。
グランドピアノなので、Yはピアノの中の様子が気になったりしてましたがうれしそうでした。
あっと言う間に30分たってました。本当にあっと言う間でした。もう30分たったの?っていうぐらい。
「どうでしたか?」ってきかれて、ちょっと放心状態だったのを覚えています。
「いやあ~ビックリしました。30分普通にレッスンできたことに。やっぱり教えるプロの先生はすごいなと思いました」と返答しました。
この先生ならYもピアノを習える!
即決でお願いすることにしました。
体験レッスンだけでもすごい引き出しの多い先生だなと思いましたけど、驚きはレッスンだけではなかったのです。
つづく・・