ライジング版KAT-TUN・男性アイドルユニット『FLAME』について
『FLAME』は、2001年にデビューした男性アイドルグループ。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストによって選ばれた4人で結成。グループ名の由来は「炎」を意味する英語と結成当時にPCやインターネットなどが普及していたことからPC・IT用語の「フレーム」を合わせて名付けられたものである。SPEEDやDA PUMPの影響で登場した4人組アイドルグループの1つ。
同じ事務所だったDA PUMP、w-inds.、Leadの3組とは異なり、FLAMEはジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身者(元々は、俳優志望)によって結成されたこともあり、ライジングプロダクション所属の男性アイドルの中で唯一、ストリート系のダンスグループではない。そのため、グループ的には若手俳優で構成されているD-BOYSやPureBoysのようなポジションに近い。また同時期に吉本興業からデビューしたRUN&GUN(4人組のアイドルユニット)、ジャニーズ事務所所属で2001年に結成されたKAT-TUN(不良的・ヤンチャ的)と似たような雰囲気・イメージを感じられる。
デビュー以後、「ムネノコドウ」・「What Can I Do」・「Remind」といった歌が人気を集めたが、当時の日本のアイドル界は『第2のSPEED、第2のDA PUMP』を売り出すことを目標としていた時代で3人組・4人組の似たようなグループが多く活動しており、飽和状態となっていたため、大きな人気は得られなかった。またDA PUMPやw-inds.に比べて楽曲にもあまり恵まれなかったことも理由の1つとして挙げられる。テレビ・メディア出演に関しては『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』・『うたばん』・『POP JAM』・『速報!歌の大辞テン』などの音楽番組を中心にラジオやコマーシャル、メンバーそれぞれがバラエティやドラマに出演するなどして活躍した。その一方で台湾ではある程度の人気を獲得した。現地では特に伊崎右典と伊崎央登(伊崎兄弟)が大きな人気を得ており、楽曲やプロモーションビデオも音楽番組などでよく放送されていた。