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SMAPの影響(韓国編)

SMAPは、日本の歴代最高の国民的アイドルであり、現在のアイドルシステムを確立させ、日本はもちろん、韓国をはじめとする東アジアのアイドルシステムに大きな影響を与えた伝説的なグループである。

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特に韓国のアイドルでは一例として、SMエンターテインメントのH.O.TがSMAPの影響を受けたことが知られており、SMAPは1988年に結成し、3年間の練習生(ジュニア時代)期間を経験した後、1991年にデビューした。H.O.Tも1993年にグループ結成の計画がスタートし、3年間のトレーニング期間を経験して1996年にデビューした。

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H.O.Tのメンバーだったカンタはデビュー当時、日本に来日したときにSMAPの草彅 剛に似ていると言われたことがある。

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俳優面ではウォンビンが、SMAPの木村拓哉をお手本にしていたのが有名。実際にデビュー当時、ウォンビンの所属事務所の社長が「日本の人気ドラマ・ロングバケーションに出演していた木村拓哉をベンチマークしてウォンビンに適用させました」と明らかにした。

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H.O.Tが出演したバラエティー番組「Log in H.O.T.」は、トークコントなどを交えた冠番組として放送されたが、これはSMAPの冠番組である「SMAP×SMAP」をベンチマークしたものである。メンバーそれぞれが司会・トーク・コント・ドラマなどの役割を担当し、進行していく内容でグループ名番組のタイトルにするという遣り方もスマスマの影響である。以降、韓国のアイドルグループには、SUPER JUNIORキュヒョンシンドンWINNERソン・ミンホFIN.K.L.イ・ヒョリなどのようにグループの中にバラエティー(芸能)で活躍できるメンバーが必ず1人~2人存在し、このようにメンバーを選ぶ基準はSMAPのメンバーが個人でもバラエティーで活躍してるのをベンチマークしたものである。

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その後も、1999年にデビューした国民的グループgodが出演していたバラエティー番組「godの育児日記」は、godのメンバーが赤ちゃんの世話をするという内容だったが、これはSMAPの中居正広と香取慎吾が出演していた「サタ☆スマ」の中居パパの赤ちゃん預かりますというコーナーを参考にしたものである。またgodがこの番組の高評価を受けて「隣のお兄さん」・「優しいお兄さん」的なイメージで人気を獲得した。90年代後半~2000年代初頭に活躍していた韓国のアイドルとしては珍しくバラエティーから人気が出たグループであり、その点はSMAPに似ている。

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韓国を代表する長寿アイドルグループSHINHWAの冠番組「神話放送」もSMAP×SMAPに影響を受けて製作されたもので、SHINHWA自体もSMAPをお手本としている。実際にメンバーのアンディが後年のインタビューで「SMエンターテインメントを離れるときに解散を防ぐため、日本のSMAPをベンチマークしました」と明かしたことがある。

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他にも、「2PMのワイルドバーニー」や「2NE1 TV」といった番組も存在する。このように「アイドルがバラエティーに固定的に出演して、グループ名前を掲げたプログラムを企画し、進行する」という概念は、韓国を含めた現在までのアジア圏のアイドル業界でSMAPが最初に試みたと言ってもいいでしょう。

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