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いまさらInstagram?“バズり”を狙ってライバルと差別化するための基礎知識
Instagramを運用するうえで狙いたい「バズ」。バズとは、英語のBuzz(噂する、ざわつく、動き回る)が語源とされ、SNS上では情報や話題が急速に広まり、人々の間で騒がれる状態を指します。
投稿がバズることで、自社の認知拡大やInstagramアカウントの成長など、さまざまなメリットにつながります。最大のメリットは、コストパフォーマンスです。
うまくいけばコストは60分の1!SNSをバズらせるメリット
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ネットの広告では、1PV(1回の表示回数)に対し、20円から200円のコストがかかるとされています。
つまり、SNSやウェブサイトで広告を1万回表示させたければ、最大200万円を投下しなくてはなりません。しかし、SNS投稿を作るのは社内の人間なら人件費のみ、外注しても最大1投稿30,000円程度。これがバズってくれれば、3万円で1万回表示させることも可能です。
広告の代わりにバズる投稿が作れるならば、広告よりもはるかに低いコストで商品をPRできるのです。
とはいえ、バズる投稿を作りたくても、
「どうやったらバズらせられるんだろう?」
「バズるための仕組みはあるの?」
など、疑問を抱く運用者もいるでしょう。そこで、今回は企業アカウントがInstagramで意図的にバズらせるための方法を紹介します。
また、そもそもSNS運用は必要なの?と疑問の方は「SNS運用をやるメリットってあるの? 広告出稿との違い」も併せて読んでみてください。
“バズり”のメリット・デメリット
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投稿がバズると、一瞬で自社コンテンツを拡散させられます。しかし、バズった投稿が、それから継続的に拡散されるわけではありません。
そして、そもそもバズること自体は良いことなのでしょうか。まずは、バズのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
投稿がバズると、以下のメリットがあります。
企業の知名度が上がる:バズった投稿は多くの人に広く知られるようになり、企業やブランドの認知度が向上する。
企業のファンが増える:バズった投稿がユーザーの興味を引き、企業のファンになってくれる可能性がある。
低コストで宣伝効果が得られる:バズることで、広告費をかけずに多くの人にリーチできる。
多くの反応が期待できる:バズった投稿は口コミで拡散されるため、ユーザーの関心や共感を集めやすい。
デメリット
投稿がバズることで一時的な注目を集められるものの、想定外のネガティブな反応や炎上、長期的な効果の欠如、企業イメージの悪化などのデメリットも考えられます。企業がバズを狙う際には、これらのデメリットにも十分注意を払う必要があります。
想定外のネガティブな印象を持たれる可能性がある:バズった投稿の内容によっては、企業に対して好ましくない印象を持たれる可能性がある。
炎上の対応に追われる可能性がある:バズることで大きな注目を集めると、批判的な意見や炎上に巻き込まれる可能性がある。
一時的な注目で長期的な効果が得られない:バズは一時的なものが多く、長期的な効果や影響は期待できない。
インスタにおけるバズるしくみの特徴
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バズるコンテンツは主にWebの記事、そしてSNSでの投稿です。SNSにはX、TikTok、YouTubeなど、さまざまなSNSがあります。中でも、Instagramはどのような特徴があるのでしょうか。以下のとおり、特徴をまとめました。
・10〜30代女性が中心ユーザー
・全SNSの中でもっとも商品PRをタップ/クリックされやすい
・投稿で見たいものは「憧れ、理想の自分」への道
・リール=動画が拡散されやすい
・かつての雑誌コンテンツを踏襲した投稿が多い
Instagramは「インスタ映え」という言葉が生まれるほど、視覚的な表現力が重視されています。Instagramは
24時間以内に消えてしまう投稿「ストーリーズ」での共有
動画投稿機能「リール」での告知
生配信する動画「インスタライブ」での発信
長く見てもらえる静止画での投稿
など、投稿に多種多様な可能性があります。投稿は誰かがメンションといって、タグ付けしてくれることで広まるほか、Instagramが独自に集計し、バズった投稿を見せる「発見タブ」に掲載されることで広まります。
なかでも「発見タブ」はユーザーの興味関心や閲覧履歴、他ユーザーとの交流履歴などから、個々の利用者が最も投稿を楽しむ可能性が高いと考えられる内容が表示されます。発見タブ経由での閲覧を約半数のInstagramユーザーが利用します。そのため、企業にとっては発見タブへいかに掲載されるかが鍵となるのです。
インスタでバズるステップ
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先ほどInstagramでバズるためには、発見タブに表示されることがポイントだと紹介しました。ここからは発見タブに表示されるまでのステップを紹介します。
動画や画像を投稿する
フォロワーが投稿を見る
フォロワーによって「いいね」やコメント、シェアなど、拡散につながるアクションが行われる
投稿がInstagramに評価される
みんなが喜んでいると思われた投稿は「発見タブ」に表示され、フォロワー以外のユーザーにも見てもらえる
エンゲージメントが良ければ、改めて投稿が評価される
さらに多くのユーザーの発見タブに投稿が表示される
SNSなどでは、視聴者の多種多様な反応をひっくるめて「エンゲージメント」と呼びます。このエンゲージメントを上げるには、ユーザーから「いいね」、コメント、保存、シェアなど、反応を得ることがポイントです。
これらのアルゴリズムや仕組みを理解したうえで投稿すると、バズりやすくなるでしょう。
“バズ”を成功させるためにすべきこと
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Instagramは無闇に投稿をするだけでは、投稿も伸びません。しっかりとバズらせられる投稿をするために、以下の点を意識しましょう。
ストーリーズで親密なコミュニケーションを取る
通常の静止画・動画投稿とは異なり、「ストーリーズ」機能を使うと24時間で投稿が消えてしまいます。この「一時性」は、気軽に日々の出来事をフォロワーに伝えるのに効果的です。
具体的には、単に宣伝だけでなく、フォロワーへの感謝やお知らせなど、親密なコミュニケーションを取ることができます。
また、ストーリーズにはフォロワーが楽しめる機能が備わっています。たとえば
フォロワーへ2択の質問ができる「アンケート」
フォロワーからの質問を受け付けることができる「質問ボックス」
設定したテーマに関連した写真や動画が発信できる「お題スタンプ」
などがあります。こういった、フォロワーと交流できる機能を活用することで、より深いコミュニケーションを取りましょう。
適切なタイミングで投稿する
Instagramがよくみられる時間帯は、平日7:00〜8:00と17:00〜22:00、休日は21:00台とされています。
平日の7:00〜8:00は、朝の通勤前の隙間時間、就業後の17:00以降にInstagramを開いていると想像できるでしょう。さらに、休日は仕事がないため、一日を通して断続的に利用されています。特にInstagramには子育て世代の女性が多いこともあり、21:00の子どもが寝た時間から、閲覧数が増えるようです。
ただ、全体のトレンドよりも、自社のターゲットに合う時間を設定することが大切です。社会人でも夜間・土日に仕事がある人を狙うなら夜遅い時間に予約投稿すべきですし、大学生は昼までアクティブになりづらいと想定できます。企業が訴求したいユーザーの行動をイメージしたうえで、適切な時間帯に投稿するのが良いでしょう。
参考資料:https://note.fuller-inc.com/
投稿ボリュームがちょうど良いハッシュタグを利用する
Instagramでは、ハッシュタグが多用されます。ハッシュタグとは、「#」から始まり、投稿内容を分類するラベルです。
たとえば、青空の写真を掲載するときも「 #絶景 #雨のち晴れ #聖地巡礼 #ドラマロケ地」など、さまざまなハッシュタグをつけ、ハッシュタグで検索されるように狙います。1投稿あたり最大30個までハッシュタグはつけられますが、3~5個がよいとされる噂もあります。(あくまで噂です)
Instagramでは、それぞれのハッシュタグに投稿数が表示され、同じキーワードで何件投稿されているかが可視化されます。
企業アカウントであれば、投稿数が多いハッシュタグを使うべきと考える方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
投稿ボリュームが多いと、誰もがそこへ参入してきます。つまり、投稿のライバルが多く、入れ替わりが激しいのです。そのため、ちょうど良いボリュームのハッシュタグをつけるようにしましょう。
競合の使い方を学ぶ
インスタにはインスタならではの「かわいい」「カッコいい」形式があります。そのルールを知るためにも、必ずライバルを観察しましょう。
たとえば、子育て系のアカウントでは「パンダベーカリー」というフォントが愛用される傾向にあります。
パンダベーカリーは人気子供向け番組「シナぷしゅ」でも度々使われており、子育てママに親和性が高いからです。
こんな風に、ライバルが使っている文字のフォント、色味、レイアウトを学んでから、自社投稿の差別化を考えましょう。
インスタのプロにお任せするのもアリ?
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