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ズバリ、TikTokでバズる方法を解説!今からでも集客や企業認知拡大のチャンスに

TikTokは全世界で10億人以上のユーザーを持ち、拡散力のあるSNSです。TikTokを通して爆発的な拡散、つまり「バズり」をうまく利用することで、自社の商品やサービスを世に広めることができます。

しかし、「TikTokをいまさら始めるのも……」と迷っている企業も少なくないでしょう。そこで、一歩を踏み出せないという方にビジネスとしてのTikTok運用のコツを紹介します。

バズりを生み出す「TikTok売れ」とは

まずは、基礎用語から解説いたします。

「TikTok売れ」とは、TikTokを通して商品やサービスが爆発的に拡散され売れる現象を指します。TikTok売れのメカニズムは主に「真似売れ」と「確認売れ」の2種類です。

TikTokの「真似売れ」は、人気のある商品をユーザーが真似して購入し、その商品を使った動画を投稿。それを見たほかのユーザーも同様に商品を購入することで、動画を投稿する連鎖が起こり、結果として商品が売れる現象です。

TikTokの「確認売れ」とは、実際に商品を使ってみないとわからない商品を動画上で紹介し、その良さを確認できた時に拡散されるという現象です。企業はこの現象をマーケティング戦略として活用し、自社も商品やサービスを世に拡散することもあります。

これまで、SNSでの発信で顧客が関心を持ち、その結果として顧客が店舗で使い勝手を確認してから購入するケースは多々見られましたが、TikTokではインフルエンサーの使用体験が「まるで実際に自分が使ったかのように」信頼されるため、顧客がそのまま購入へ至るのです。

企業がTikTok運用に力を入れるべき理由

自社の商材を世に広めるためにTikTok運用は効率的といわれていますが、そもそもなぜ推奨されているのでしょうか。その理由を解説します。

若年層にアプローチできる

TikTokは若者のトレンドを生み出す強力なツールであり、国内アクティブユーザー950万以上に対して、10代の利用率は66.4%、20代の利用率は47.9%です。若年層をターゲットにした商品やサービスを扱っている企業にとっては、ビジネスツールとして効果的といえるでしょう。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>|総務省情報通信政策研究所を基に作成」

低コストで動画編集ができる

TikTokは基本無料で利用可能。アカウント作成や動画投稿に費用はかかりません。さらに、アプリ内の機能だけで動画編集ができるため、専門的な動画編集ソフトを購入する必要はないのが特徴です。では、具体的にどのような機能が使えるのかをみてみましょう。

  1. 動画のカット・トリミング
    TikTok動画の長さを調整したり、不要な部分をカットしたりできます。

  2. フィルター・エフェクトの追加
    さまざまなフィルターやビジュアルエフェクトを動画に適用できます。

  3. テキスト・スタンプの挿入
    動画に文字やスタンプを追加して情報を補足できます。

  4. BGM・音声の追加
    TikTokの豊富な楽曲ライブラリから音楽を選んで追加したり、自分の声を録音・挿入したりできます。

  5. 速度調整
    動画の再生速度を変更して、スローモーションや早送り効果を加えられます。

  6. トランジション効果
    シーン切り替えの際のトランジション効果を追加できます。

  7. 画面分割
    複数の動画を1つの画面に組み合わせて表示できます。

トレンドに乗った戦略が立てやすい

さらに、TikTokは短い動画形式と優れたレコメンド機能を特徴としており、ユーザーの興味関心に合わせたコンテンツを届けることができます。また、フォロワー数に関係なく、エンゲージメントの高い動画が多くのユーザーに表示されるため、新規アカウントでも拡散しやすい仕組みがあります。

さらに、TikTok内で流行している音楽やダンス、ネタなどのトレンドを活用することで、若年層を中心としたユーザーに受け入れられやすいコンテンツの作成を実現。これらのトレンドを取り入れることで、広告っぽさを抑えられるでしょう。このように、TikTokの特性を活かすことで、効果的かつ柔軟なトレンド戦略を立てやすい環境が整っています。

もっと詳しくSNS運用について知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

TikTokでバズる方法は?

ここからは具体的にTikTokで「バズり」を発生させるコツを紹介します。

おすすめに表示させる

TikTok投稿をおすすめに表示させることは、フォロワー以外の多くのユーザーに動画を届けられるということです。そのため、視聴回数が大幅に増加し、より多くの「いいね」、コメント、シェアを獲得しやすくなります。

TikTokの「おすすめ」に表示される動画の特徴は、主に以下の要素に基づいて決定されます。

アルゴリズムによる評価
TikTokのアルゴリズムは、動画の視聴時間、視聴完了率、ユーザーのアクション(いいね数、コメント数、シェア数)、ダウンロード数、複数回再生数、プロフィール閲覧率、同じアカウントの視聴数、フォロワー数などの指標を基に動画を評価します。

つまり、以下を満たせばバズります。

  • 冒頭で気を引く

  • 最後まで視聴を続けたくなるツッコミどころを作る

  • 「いいね」で○○が手に入るなどの特典を用意する

たとえば、ある化粧品を紹介するインフルエンサーは、「化粧水を比較します!」と並べたボトルに、あえて食器用洗剤を1本混ぜることで「これを塗っちゃうの!?」とハラハラさせ、視聴を継続させていました。このようなツッコミどころがあると、つい視聴を続けたくなる……というわけです。

逆に「TikTokって、美人が踊っていればいいんでしょ」といった適当な設計をしてしまうと、昨今は全くバズりません。特に、TikTokでは顔面をキレイに加工できるため、美男美女は普通のものとして認識されています。すでに、顔は差別化要素ではないのです。

また、無編集の動画にありがちな「えー、今日は○○さんをお招きして、○○についてお話しいただこうと思います」といったイントロ部分は、TikTokにおいて一切不要です。まるで外資系企業のように、さっさと結論を話すことが重視されます。たとえば、おいしいメロンを紹介したいなら最初の1秒で「メロンにマヨかけたらうめえ!」と、速攻でネタに入るべきです。

ユーザーインタラクション
TikTokでは特に、エンゲージメント率(いいね、コメント、シェア)が高い動画は、アルゴリズムから高く評価されやすく、「おすすめ」に表示される可能性が高まります。

特に、コメント欄への記入をTikTokは重視しており、コメントが多い動画をおすすめに挙げがちです。そのため、よく「続きはコメント欄にあるよ」とか、「コメント欄に書いたら○○プレゼント」といったかたちで、多くのアカウントがコメントへ書くよう誘導しています。

ただ、この手のコメント誘導を乱発しすぎると「動画で完結できなくてダルい」と思われるので、諸刃の剣でもあります。

動画の鮮度
新しい動画は「おすすめ」に表示されやすい傾向があります。定期的に新しいコンテンツを投稿することで、表示される確率を高めることができます。

バズっているTikTokerはほぼ全員が毎日投稿しています。これが非常に大変です。そのため、法人としてTikTokの運営をするならば、しっかりとした企画と予算取りが必須となります。

流行の取り入れ
TikTokでは、流行している音楽やトレンドを取り入れることも重要です。BGMは機能で選べるのですが、どれがトレンドかを外すと、あまり見てもらえません。逆にBGMとドンピシャではまるいい動画ができれば、バズるチャンスとなります。

視聴アカウントの趣味や趣向
また、TikTokはユーザーの視聴履歴や興味関心に基づいて動画を表示します。そのため、視聴者の趣味や興味に合った動画を投稿することが重要です。

たとえば、地雷系女子向けファッションを発信したかと思いきや、次に受験対策の動画を流すといったことをすると、同じ「高校生」をターゲットにしていても、視聴者層が被らないためバズりません。

シャドウバンの回避
TikTokの規約に違反するコンテンツや不適切な内容は避けるべきです。シャドウバンされると「おすすめ」に表示されなくなるため、規約を遵守することが重要です。

初めの3秒をキャッチーに

TikTokでは「最初の1秒ですべてが決まる」といっても過言ではありません。その理由は、初めの1秒がユーザーの注目を集める決定的な瞬間だからです。

動画が面白いか退屈かの判断は、約1-3秒間でなされ、つまらないと感じればユーザーはすぐに次の動画へスワイプしてしまいます。また、フォロワー以外のユーザーにも表示される機会があるため、この短い時間で印象づける必要があります。

多くみられる時間に投稿する

ユーザーが活発な時間帯に投稿することで、より多くの人に動画を見てもらえる可能性が高まり、いいね、コメント、シェアなどのエンゲージメントが増加します。

特に朝7:00〜9:00の通勤・通学中、昼11:00〜14:00の休憩中、夕方16:00〜18:00の学校・仕事帰りの時間帯、夜23:00〜1:00の就寝前は多くの人がスマホを使用しているため、バズるチャンスです。主に高校生、大学生の時間割を意識するとよいでしょう。

広告感をなくす

ユーザーは楽しみや情報収集のためにTikTokを利用しているため、露骨な広告は敬遠されがちです。代わりに、プラットフォームの特性に合わせた共感できるコンテンツを提供することで、ユーザーの興味を引き、自然な形で商品やブランドの認知度を高められます。

さらに、広告感の少ないコンテンツはほかのSNSでも共有されやすく、より広範囲なオーディエンスにリーチできる可能性が高まります。

それでもバズらなかったら?原因を追及しよう

上記のポイントを試みたうえで、それでもバズらなかった場合、その原因を考える必要があります。考えられる原因をいくつか押さえておきましょう。

動画の尺が長すぎないか

TikTokがバズらない理由の一つとして、動画が長すぎることが挙げられます。TikTokのアルゴリズムでは、視聴完了率が重要な指標となっており、動画が長いとユーザーが最後まで見ない可能性が高まります。

その結果、視聴完了率が低くなり、おすすめ欄に表示されにくくなるため、バズりにくくなります。短くてインパクトのある動画を作成し、視聴者の興味を引き続けることが重要です。

オリジナリティ性はあるか

TikTokでオリジナル性が重要な理由は、膨大な数の動画が投稿される中で自社の動画を目立たせるためです。同じようなトレンド動画を投稿してもユーザーの興味を引くことは難しいため、独自性のある動画が求められます。

TikTok運用に困ったら

TikTokをうまく活用すればビジネスチャンスにつながります。色々と試してみるのも良いですが、もし行き詰まってしまったり、運用まで手がつかなかったりしたら、SNS運用に強いWERITEに相談してみてください。

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