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「資本主義の次の時代を作る(形編)」

おはようございます^^現在毎週チームでドリームシェアをリレー形式で発表する会をやっています。今日は私が発表する番が回ってきたので、私がやりたいこと・やっていることを改めて言語化してみました。

私がこの人生で実現したいことは「資本主義の次の時代を作る」です。
資本主義の次の時代を言語化すると、ポスト資本主義または自立分散型経済であり、経済活動の主体が「国家、株式会社」から「個人(>株式会社)」へ、市場参加者のメインが「労働者」から「資本家」へ、経済活動の目的が「資本の最大化」から「物心両面の幸福の最大化」へと、必然的に移行していくだろう未来の経済システムの形です。
言っている意味はわかるけど、「株式会社から個人がメインの経済単位になるってどういうこと?」「どうやって変わっていくの?」の実現方法のHowがイメージできない人もいると思うので、私たちが今まさにOnGoingで、事業活動を通じて「個人事業主主体の自立分散型経済」を作っているので、その価値観が1つの社会活動の土台になっていくための話を今日書いてみます。

私の中での定義2023.08ver

・・うーん話しててすごく怪しいですよね。私もすごく怪しいと思っています笑。でも新しいことは初めは全部怪しいのです。インターネットもブロックチェーンも、最初は全部怪しいと批判・バッシングからスタートしています。「新しい経済システムを作る」だと抽象的でわかりづらいので、「新しい個人の働き方を作っていく」という形で表現をしていきます。

パラダイムシフトとゲームチェンジ

経済のあり方の変化は、時代・イデオロギー・集団の人格・人生観までをも変える力があります。狩猟民族から農耕民族へ、共産主義VS資本主義の変化の過程で歴史がそれを証明してきました。そのくらいの大きな変化がこれから資本主義→ポスト資本主義に移行する過程でやってきます。
大きなパラダイムシフト、時代の節目にいる感覚です。イメージフランス革命の前夜です。この時代にたまたま生まれてきた自分はとてもラッキーだと思います。これから大きなゲームチェンジが起きます。

そもそも世の中は何故全てが確率論になっているのだろうか

そもそもの出発点は上記の問いかけから始まりました。私が人生で初めて上記疑問を持ったのが、小学校1年生の時でした。親の仕事の関係で小学校の6年間をタイで過ごし、プール付きの大理石のマンションで、専属のメイドと専属のドライバーがいる典型的な駐在生活にどっぷり浸かっていました。
20年以上前だったので、当時のタイはまだまだ発展途上国で、ショッピングモールの目の前には路上生活をしている貧しい人たちで溢れておりました。日本人が街を歩くだけで、「お金を頂戴」とスラム街の子供達に囲まれることが当たり前でした。
子供の頃は純粋に、なんで貧富の差が目の前にあるのか理解ができませんでした。生まれてきた国がたまたま違うだけで、豊かな家庭にたまたま生まれただけで、なぜこんなにも生活環境や将来の可能性が違うんだろう。このモヤモヤした気持ちは、15年後、大学4年生の時にバングラデシュに行くまで消えませんでした。

成功できる確率は数%。「夢は叶わないもの」という集合無意識の壁

大人になったら別の角度で、同じ疑問がずっと頭の中を引きずるようになりました。長くなってしまうので割愛しますが、自分自身の挫折経験・何かを諦める経験を通じて、それは大きなテーマに変わっていきました。

例えば・・お笑い芸人の登竜門、M1グランプリで優勝できるのは1組だけ。この日のために出場者は1年間とてつもない努力をしてきたのに・・審査員の判断基準も「面白いか面白くないか」は主観でよくわからない・・たった1組だけしか夢を掴めない。メジャーリーグもそう。紅白に出場できる歌手もそう。イラストレーターとして食べている人口割合もそう。成功する起業家の確率もそう。努力*時間の投資対効果に見合う対価、ご褒美を得られるのは、ほんの一握りの人たちだけ。まるで針の穴に糸を通すような一発逆転ゲーム。どうして全ては確率論で決まってしまうんだろう。どうして勝者と敗者がいるんだろう。どうして99%の人は夢を諦めなきゃいけないんだろう。

生まれてくるスタート時点の環境要因で人生の成功確率が決まってしまう。
そしてその後どんなに後天的に努力でカバーしても、夢が叶う確率はほんの数パーセントという世知辛い現実。それは現状の資本主義がゼロサムゲームの構造になっているのでやむをえない状況があります。

物質的な世の中の成功・評価軸から解放されて、個人の幸福を追求できる突き抜けた生き方をするにはどうすればいいか。
経済システムの変化は結果論なので、個人の働き方・価値観・自己実現の方法を1,1で変えていくことで、やがて集団が変わり、コミュニティが変わっていくという形で働き方のムーブメントを起こしていきたいと考えております。

働き方の第一形態から第三形態

ここでやっと・・実現したい形の話が終わりました。
文章が長くなってしまったので、ビジョン編ということで今日は締めたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。考えていること・やっていることの背景を言語化するのってこんなにエネルギーが必要なんですね・・!



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