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全てが爆発している国「バングラデシュ」①

ABBのユーラシア旅行記第二編です。


ABBバングラデシュへ。

2023年7月。
ABBはバングラデシュの首都の空港「シャージャラル空港」に降り立ちました。
日本を飛び出して2週間。
ベトナムとマレーシアを経由してここに来たわけですがお腹の調子が悪い。
着陸後空港のトイレにかけこみます。

うわ、汚ねえ。

便座は破壊されており、濡れたトイレットペーパーが床に散乱しています。
発展途上国でも空港は綺麗なことが多いのですが、早くもバングラディッシュの洗礼を受けることになりました。

今回ABBはバングラデシュを深く知るためにガイドを雇いました。

その男の名はイクラム(25)

イクラムとその奥さん

何の繋がりでイクラムにガイドを依頼したかと言うと、
私が仙台でいつも行っていたバングラディッシュカレー屋「Halal Hub」のオーナーの弟が彼なのである。

ここのカレーが美味しすぎて何度も通う内に、オーナーのマムンさんと仲良くなり、その弟のイクラムを紹介して貰い、出会うこととなった。
仙台近郊の方は是非訪れてみて欲しい。

入国ゲートを出てイクラムと合流するABB。
恰幅の良い笑顔が素敵なナイスガイだ。
時刻はまだ早朝。
タイのトゥクトゥクを鉄格子で強化したみたいな乗り物で二人は首都ダッカの中心部へ向かいます。
早朝にも関わらずけたたましいクラクションと排気ガス。
そしてABBは気付く。「ここはDNR(ドラクエに似た旅情)がある国だ!」

DNRについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧下さい。


ここで突然ですがバングラデシュを漢字一文字で表してみます。

2023年の今年の漢字は「税」らしいです。
では世界各国を感じ一文字で表してみましょう。

アメリカなら「大」かな。
韓国なら「辛」
日本 「和」
タイ 「笑」
ドイツ 「律」
イギリス「霧」
フランス「自」
ロシア 「恐」
中国 「雑」 ※失礼
インド 「汚」※客観的事実

バングラデシュは「爆発」
そう。例外的に二文字です。

具体的に何が爆発してんのか。

①まずは人口。
バングラデシュの国土面積は北海道二つ分しかありません。
北海道は日本の中ではデカい自治体ですが、世界地図を見ると小さな島です。
その小さな島2つ分の面積に1億7000万人が暮らしています。
戸籍が存在しない人もかなりいると思うし、統計も怪しいので多分2億人位いるんじゃないかと思います。
人口密度がアホみたいなことになってます。

②首都が爆発してる。
首都はダッカといいます。
首都の面積は300㎢、琵琶湖の半分位です。
人口は1700万人以上。
1㎢
に6万人以上が住んでいます。
ちなみにこれは東京23区の4倍以上に相当します。
アホみたいというか完全にアホなことになってます。

③都市の交通インフラが爆発してる。
そんでもってダッカには信号機という物が存在しません。
わずかながらに電車やバスはありますが市民の足とはなっていない様子。
2100万人が好き勝手にうごめいている。
まさにカオスそのものです。

スマホ見ながらボーっと歩いてたら
穴に落ちて死ぬ。
それがダッカ。

東京をどうイジッたらダッカになるか解説。

東京23区の住民を4倍にします。
季節は6・7・8月を永遠にループします。
東京メトロ、都営地下鉄を停止し、使用不可にします。
JRも特急の長距離路線以外は廃止。
各私鉄も廃止。
信号機も横断歩道も全て廃止。
コンビニも営業停止。※個人商店はOK
そして都民全員にバイクか自転車かリキシャを支給。

上記のようにすればダッカになると思って下さい(誰得情報)

リキシャ。自転車に客が乗る座席が
付随した乗り物。
由来は人力車から来ているとのこと。
ダッカ市内だけで100万台のリキシャが
稼働しているらしい。
ネパールと同様仕事が無いのでダッカに来た若者はリキシャのドライバーを始め、
客を目的地に届け、わずかな現金収入を得る。

バングラディッシュはイスラム教の国。
女性は肌と髪を露出することは禁じられているし、そもそも家内で家事をすることが教義で推奨されているので街で女性を目にすることは少ない。
アルコールも禁じられているので酒は街のどこにも売られていない。
庶民はその生涯で一度もアルコールを飲むどころか目にすること無く過ごす。
※厳密には富裕層向けの高級ホテルのラウンジなどでは例外として提供されている。

ダッカの路地とサッカーをする子供達。

バングラディッシュもネパール同様に世界の最貧国の一つと言われている。
結論から言うとバングラディシュを大好きになった。
今回のバングラデシュ編でもABBはガイドのイクラムと共に、現地の生活に深く入り込み、若者や子供達が置かれている状況を調査してきた。
これから数記事に分けてその様子を紹介して行きたいと思う。

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それではまた。











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