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【千葉市少年自然の家にプレーパークを作る③】

お昼の後、すっかり仲良くなった子どもたちは虫取りをしたり、木を使っておうち作りをして遊んでいた。
石を積み上げたり、家を作ったり創造性やバランス感覚を育てる大切な遊びの一つだ。また、みんなで話しながら協力して一つのものを作り上げる作業も、社会性やコミュニケーション能力の発達に大きく寄与してくる。


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1日を通していろんな方とお話しすることができて、わたしの見識はかなり広がった。
教育の話をしていたら、世界へ飛び出して外から日本を変えればいいと教えてくれた。海外の子ども達と日本の子どもたちの違いに興味を持っていて、これからもどんどん世界の子ども達に会いに行って日本を変えるヒントを見つけようと考えている私にとって、外から日本を変えるというのはまさに私の目指すものだと思った。
抽象的なイメージや理想が「外から日本を変える」というこの言葉で綺麗に言語化され、なんだかすっきりした。

どの方も広い世界に視野がひらけていて、語る話の規模が大きく、私の挑戦心や夢を燻られた1日だった。
1日の初めに「大人のかっこいい姿を子ども達に見せたい」と田櫓さんは言っていたが、本当にその力を持っていると感じた。あの場にいるすべての大人が、広い世界をみていて、夢を「語って」いた。
「話す」ではなく「語る」という言葉がぴったりな大人達だった。
「語る」大人。これもあるべき大人の姿だ。話ばかりをする大人はつまらない。
私も大きな世界を語って、挑戦心をくすぶるような大人でありたいと思う。

学んだことが多すぎたせいか話がいろんな方向に逸れてしまったが、

私のテーマであるプレーパーク、子どもの遊ぶ場を作りたいという目標に対して今日新しく気づいたことは
「笑顔」だけではなくて「真剣」「集中」のある遊びも目指すべきだということだ。
これまで、楽しく遊んだり思いっきり遊ぶ子ども達の判断基準は「笑顔」「キラキラした顔」だと思っていたが、
子ども達が本当の学びを得ている瞬間、本気で遊んでいる瞬間は「笑顔」だけではなくて「真剣さ」の要素もかなり大きいことを今回の経験から学んだ。

プレーパークや学童で子ども達の遊ぶ場所を作るにあたって、ただ楽しく遊んでいれば良いわけではなく、
どれだけ真剣な顔で遊んでいるか、熱中できるものを見つけて自分なりに思考し工夫して挑戦しているかどうかも判断基準として考えられると、さらに深い学びがある遊び場が作れるのではないかと気づいた。

表面的な楽しさだけでなく、遊びから本当の学びを見つけてほしいと思う。


今回は本当に貴重な経験をすることができた。このような機会に感謝し、与えてもらったものを
自分の分野で周りの人に返せていけるようにしたい。

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