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【本気でやりたいこと】

「先生である大人ひとりひとりがただ、自分でいられる学校」

私の実現したい世界はこれです。

最近は子どものことよりも大人に目を向けることが多くなっています。
大人たちに最高の笑顔で子どもの横にただいてほしい。

教育の場所は、子どもたち一人ひとりが「自分」を見つけ「自分」になっていく過程を過ごす場所なわけだから、まずは先生が「ありたい自分」であれないといけない。

私がどこの教育現場に行っても感じることは「私が私になれる場所はどこにもない」ということで。

「理想の教育」を追い求める前に「好きな自分でいられる場所」を探しているんだとわかりました。

私だけなのかもしれないけれど、きっと多くの先生と呼ばれる人たちが「どこか自分ではない人」として教育の現場にいるんじゃないかと感じる。
どこを見ていても、先生という人に余計な力みや不自然さを感じるし、その前にいる子どもたちにも不自然さを感じる。

自分のやりたい教育をやってみたい!

と、先生たち全員のこのワクワクが達成される場所でありたい。

先生である大人たちが悩み、壁にぶつかりながらも「自己実現」を諦めないような場所でありたい。

人間臭く、泣いたり笑ったり、何も飾らない大人が本気で生きるを楽しむ場所でありたい。

かっこいい姿を見せたいわけじゃない、すごい背中を見せたいわけじゃない。

当たり前のように悩みながらも前に進んでいる姿を見せたい。

飾らない自分をみせられるほど安心している姿を見せたい。

相手を信じ、受け入れ、愛する姿を見ていてほしい。

私は「先生が自分自身でいられる学校」を一番に考えて、
そんな感情たちと安心感が溢れる場所に、子どもたちもいてほしい。

みんなで躓きながら前に進むような、そんな泥臭さのままでありたい。

素直・愛・安心

キーワードになるのはこんなところだろうか。

子どもたちにどんな教育を届けるのか、はその後でいいと思うんだ。
まずは大人たちの心が柔らかくほぐれている必要がある。
先生たちにとって本当の居場所である必要がある。

そこの場づくりをしてみたいと思っている。
私は素直になることが好きだ。

そして、みんなそれぞれが少しずつ自分を良くしていく。
なんたって、みんな自分が大好きで、だからお互いを大好きで。

そこには、自分自身を決して見離さない据わった愛があってほしい。


そして最後に、視野の広い向上心と、謙虚な進化を。


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