【 ひとが好きなひと、私 】
勝負強い人ってかっこいいよね。
ここぞって時に、自信持ってやり切れる人。
批判的視点を持って、それを解決しようとしてる人もかっこいい。
自分の能力を冷静に分析して行動をやめない人。
いつもニコニコで柔らかい人もかっこいいよね。
誰が困っているのかすぐに見極めて寄り添える人。
最近、私は「憧れ」をみんなよりもかなり強く持っている人だって気づいた。
みんなのいいところを見つけるのが上手な人だと思っていたけど、
それよりも「憧れ」が自分の中にたくさん詰まっているんだと思う。
20年間生きてきて、憧れる人が本当にたくさんいる。
小さい子どもから、年配の方まで、
いいな、そんなふうになりたいな、私もちょっと真似してみよう
っていつもいつもみんなのいいところを吸収してきた。
憧れの数だけ自分が成長していることをはっきりと感じている。
みんなのいいところを吸収してきた自信があるから、だからこの自分も好きだ。
そして自分が生きていて一番、といっていいほど嬉しい瞬間でもある。
「この人最高だな」って人に出会う瞬間。
人として心を奪われるように、その人に惹かれてしまう瞬間がある。
誰か共感してくれる人いないかなぁ、
尊敬とか好きとかを通り越して、本当に人として大好きになってしまう人たちがいる。でも、その感情は「憧れ」だったのかもしれない。
うまく表現できないけど、大きく感情が動く瞬間で、恋に落ちるような不思議な瞬間なんだけど、これは私の中の「憧れ」という感情なのかもしれない。
「憧れている人」の多さが、私の自慢だ。
彼らの中に自分の伸びしろをいっぱい含んでる。
こんな人になりたいなぁって思ったことのない人も結構いると思う。
私の近くにも何人もそういっていた人がいる。
私はこのままでいいなって思えるから、こんなふうになりたいって思ったりはあんまりしないらしい。
そういった意味では私は自分に自信がないのかもしれない。
だけど、誰かに憧れて成長し続ける自分が好きだ。
大好きな憧れる人たちと話すのも、会うのも大好きだし、
その人の一つ一つの言葉を感じて吸収するのが好きだ。
その人が成し遂げていることや、その人の残した結果、
今の現状とかは何も関係なくて、その人の「気持ち」や「心」「考え方」に憧れて心が持っていかれてしまうって感じ。
そして憧れる人もいつも同じような人じゃなくて、いろんな人がいる。
男性、女性、こども、大人。
ビシバシものを言える人に憧れている反面、
柔らかくて優しい言葉遣いの人に憧れてたりもする。
1人で黙々と行動できる人に憧れる反面、
みんなの中心にいていつも場を明るくする人に憧れている。
だから、結局は「その人らしさ」なんだよね。きっと。
私は、その心をもったその人が好きなんだ。
その心や考え方を含んだその人らしさが好きなんだ。
私はせっせと、みんなの素敵なところを毎日集めている。
そんな時間が大好きだ。
そして、いいところや素敵なところを伝えたいと思う。
私は、ひとが好きなひと。