スランプから抜け出す方法
日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。
多くの方が経験するスランプについて考えよう
「あれ?昨日までできたのに」
「急に思うようにできなくなった」など
みなさんは、スポーツや勉強、仕事などでスランプに陥ったことはありますか?
僕は、主にスポーツをしている時に経験があります。
今回は、こんな「スランプから抜け出す方法」について、お伝えします。
こんな人は抜け出せない
勘がいい人や、センスがある人、要領がいい人は、少しやっただけで経験者並みの実力を発揮することができます。
コレは一見良いように感じますが、悪い言い方をすると、基礎がないので、一度バランスを崩すと全体が崩れてしまうというリスクがあります。
そう、コマみたいな感じですね。
でも、もし土台である基礎がしっかりしていたら、どうでしょう?
少し崩れたくらいで、全体が崩壊してしまうことはありません。
つまり、スランプから抜け出せない人の多くには、「物事を『感覚』でやっている」という共通点があります。
全てとは言いません。
しかし、スランプの改善ポイントが、その部分にあるのは確かです。
あなたは、感覚で乗り越えてきた部分をそのままにしていませんか?
今からでも遅くありません。
見直してみましょう。
抜け出すためにすること
スランプから抜け出す方法は、じつはとてもシンプルで簡単です。
それは崩れたところまで戻ること。
物事は、基礎の積み重ねの上に応用があります。
Aが崩れたのであれば、Bまでは今まで通りできるはずです。
しかし、Cが崩れたのであれば、Bは今まで通りできません。戻るところはCになります。
「どこまで戻ればいいかが、分からない。」
「何が分からないかが、分からない」
という方は、おそらくどこかの段階で感覚でやってしまったはずです。
戻るのは、その部分が有力です。
しっかり土台として積み重ねた部分は、「これはできる」と自信を持って言えるはずです。
最後に
「スランプになったら、分かるところまで引き返す」が改善の基本です。
スランプに陥った場所で、右往左往しても、何の解決もしません。
分からないところでいつまでも立ち止まるのではなく、自信を持って「できる」と言うところまで戻ってきましょう。
そして、そこで問題解決ができれば、一気に元の地位まで上昇することができるはずです。
これは仕事…
例えばセラピストにおいても、同じことが言えます。
治療がうまく進まなくなった時、やるべきことはそこで悩むのではなく、戻ることです。
今回のnoteが、スランプから抜け出したい方の力になれば幸いです。
ではまた