【有料級】治せるセラピストに必須の知識
日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。
今回は、「矛盾に気づく」です。
症状と治療の関係
どんな症状にも「原因」が存在します。
治療は、この原因を排除したり改善する行為を指し、それが僕たちセラピストの仕事になります。
しかし、セラピストの中には、「思っていること」と「やっていること」が合っていない方がいらっしゃいます。
少し分かりにくいので、⇩のABCを使って説明します。
A:原因
B:症状
C:体の防御反応
Aの結果、Bが起こりますが、体はCをすることで症状を軽減しようとします。治療はAを改善することです。
簡単ですよね。
次は、例を使って同じことを言います。
右足で画びょうを踏みました。
右足が痛いので、体は左にゆがみました。
治療は、画びょうを抜くことです。
コレも簡単ですよね。
では次です。
あなたの治療院に、左にゆがんでいる患者さんが来ました。
あなたは何をしますか?
もしあなたが、ゆがみを治そうとしているなら、それはAの治療ではなく、Cの妨害です。
最後に
いかがでしたか?
今回は、当たり前ですがとても深い話をしました。
一度で分からない場合は、何度か繰り返し読んでみてください。
多くの治療家が一度はやってしまう失敗ですが、開き直って失敗を続けてしまうと、「治りたい」という患者さんの気持ちを無下にしてしまうことになります。
今回の内容を、ご自身の治療と重ねて考える機会になれば幸いです。
治療に関わるより深い話は、⇩のマガジン(500円/月)に載せています。興味がある方のご購読をお待ちしています。一緒に成長していきましょう。
ではまた