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エアコンの設定温度の誤解

毎週水曜日は、治療院経営や生活に役立つ情報を配信しています。

連日の暑さで、エアコンのある部屋から離れられなくなっていませんか?

今日は、そのエアコンに関係する話・・・

「設定温度」について、勘違いしたままだと損をしてしまう事を紹介します。

<こんな問題が解消されます>
・足元の冷え
・電気代
・設定温度と体感温のギャップ

推奨室温って分かりにくい?

環境省によると、「夏:28℃ 冬:20℃」が部屋の推奨温度だそうです。

ところで、みなさんは⇧の意味が正しく理解できていますか?ちなみに、僕は間違って理解していました。

<夏:28℃ 冬:20℃ とは>
(✕)エアコンの設定温度
(○)室温

そうなんです!

お察しの通り、僕はエアコンを28℃に設定することで、対応できていると勘違いしていたんです。

だから外気温や日当たりによって、同じ設定温度でも体感温度が違っていました。

今から考えると、エアコンの設定温度だけを信じ続けていたことは、危険なことだったなと感じています。

特に近年は、猛暑日が多いですから気づいてよかったです。

完全に自分のリテラシーの低さの問題で、人のせいにするわけではないですが、あえて言い訳をするなら、多くの場合「エアコン(電気代)のECOの話と、推奨温度の話」を同時にする事が、混同してしまった原因だと思います。

今年もまだまだ厳しい暑さが続くと予想されます。

「自分も勘違いしていた!」という方がいらっしゃったら、今からでも考えをアップデートしてみてください。

推奨温度にするために必要なもの

環境省はかんたんに「夏:28℃ 冬:20℃」と言いますが、実はコレを実現するためには最低2つ・・・

理想は、⇩の3つのアイテムが必要になります。

① 室温/湿度計
② サーキュレーター
③ 加湿器

<① 室温/湿度計>

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そもそも、現在の室温が分からなければ話になりません。

今は何℃で、誤差が何℃かをしっかり把握するためにも、「室温/湿度計」は揃えるようにしましょう。

また選ぶときは、目線よりも高い場所に設置できるものがオススメです。

暖気は上に、冷気は下にたまりやすいので、卓上タイプにしてしまうと腰高くらいを基準に、上は暑く、下は寒いということになります。

僕は掛け時計に付いているタイプのものを選びました。

<② サーキュレーター>

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先ほどもふれましたが、「暖気は上に、冷気は下にたまりやすい」性質があります。

つまり何もしなければ、空気の層ができてしまい、室温計は28℃でも足元は25℃ということが起こってしまいます

そこで活躍するのが、空気に流れを作り出す「サーキュレーター」です。

サーキュレーターは、扇風機と違い空気の循環を目的に開発されたものなので、効率よく部屋の空気を撹拌し、部屋の温度を均一にしてくれます。

季節ごとの循環方法は⇩のブログに書きましたので、気になる方はチェックしてみてください。

<③ 加湿器>

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夏には出番が殆どありませんが、冬に大活躍するのが加湿器です。

体は湿度でも温度を感じますし、冬の乾燥はウィルス感染のリスクを高めます。

空気清浄機と一体型モデルだと、季節家電として納戸にしまう必要もなく、年中活躍することができるのでいいですよ。

最後に

今回の「エアコンの設定温度の誤解 」は参考になりましたか?

僕は、「サーキュレーター」と「加湿器」は意識していましたが、「エアコンの設定温度=環境省の設定温度」と勘違いしていたことから、室温計の設置がいちばん最後になってしまいました。

本当は一番最初にしなければいけないことを、最後にするなんて・・・

と思いますが、おそらく同じようなミスをしてしまっている方は、他にもいらっしゃると思います。

時計と一体型でなければ、手軽に買える価格でもありますので、まだお持ちでない方は、一度検討してみてください。

今年の暑さもまだ少し続きそうですね。

最後までバテずに頑張りましょう!

ではまた

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