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患者の体に瘢痕をつくらないコツ(セラピスト向け)
毎週火曜日は、症例とその改善のヒントを公開しています。
先週、「肩甲骨はがし」をすることが、体内に瘢痕を作るという話をしましたが、今回は【瘢痕を作らない方法】についてご紹介します。
瘢痕ができる理由
いきなり厳しいことを言いますが
「瘢痕ができる理由を知りたい方は触診の技術が低い」という現実を、まずは受け入れてください。
というのも、「瘢痕は体の骨と、指の骨に挟まれ、潰された筋肉が傷つくことでできる」からです。
つまり、筋肉を触っているつもりが、骨をグリグリ押してしまった結果、瘢痕はできます。
あなたは、『筋肉と骨』を正確に触り分けられていますか?
「硬いと思っている筋肉が、実は骨」なんてことはありませんか?
はっきり言います。
触り分けられているなら、瘢痕ができる理由は分かっているし、作らない方法も既にやっているはずです。
でももし、少しでも自信がないなら、この先を読み進めてみてください。触診が上達し、瘢痕を作らないセラピストになる方法を紹介しています。
セラピストが瘢痕を作りやすい場所
1位 肩(僧帽筋)
2位 背中(菱形筋)
3位 腰(腰方形筋)
4位 後頭骨(僧帽筋、半棘筋)
5位 足の裏(足底筋群)
6位 背中(棘下筋)
触診がうまくできない方が、特に苦手としている部位を⇧にまとめました。
つまり、上から順に瘢痕をよく見かける部位になります。
瘢痕ができていると「コリ」を訴える
先程の順位を見て、ピン!ときた方もいると思いますが、瘢痕ができると人はコリを訴えやすくなります。
セルフケアでやってしまう方もいれば、触診が下手なセラピストがやってしまうこともありますが、いずれにしろ、コリの多くは人的に作られます。
コリを治す方法はただ1つ。
触診の上手いセラピストに治してもらうことです。
あなたがもし、『コリを治せる側のセラピスト』になりたければ、触診技術を向上させてください。
コリを治すだけなら初級で十分です。
ぜひこの技術を手に入れ、『コリを治せる側のセラピスト』になってください。
ではまた