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カゼ気味の人を優しく断る方法
カゼ症状が増えています
新型コロナの第2波が広がる中で、
・感染したのか
・夏カゼをひいたのか
・エアコンのカビによる気管支炎なのか
の区別がつかなくなってくる時期に入りました。
僕のところでも、先日カゼ気味の方が来られましたが、その方は病院で
「エアコンのカビによる気管支炎」
と診断されたそうです。
患者さんのメリットを伝えよう
どんな理由であれ、カゼ症状の方を診るのはリスクも高いし、嫌なものです。
コレは、おそらく手を介して患者さんにも伝わっていると思います。
しかし、嫌な思いをしてでも患者さんが来店する理由は、「一日でも早く、今の辛い症状から抜け出したい」からだと思います。
そんな方に向けて、『カゼ症状がある時は、来店しない方がよい理由』をお伝えします。
カゼ症状がある時は、来店しない方がよい理由
どんな症状でも、体は元の状態に戻ろうとする時に、免疫細胞を活用します。
つまり、カゼでも、腰痛でも、筋肉痛でも、ケガでも免疫細胞を使うことで、体を修復するんです。
僕たちが行う施術は、良い方向に転がるから『治療』と言うだけで、悪い方向に転がれば『ケガ』になります。
体からすると「外力により変化を与えられた」ことには変わりなく、ケガの時同様、免疫細胞が活動するきっかけになります。
当然、体の中にある免疫細胞には限りがあるので、
・1つのものを治すときと
・2つ以上のものを治す時では
スピードが違ってきます。
言い換えると
『早く症状を治したければ、余計な刺激を体に入れないほうが良い』
ということです。
『カゼ症状 + 腰痛』なら1週間で治っても、『カゼ症状 + 腰痛 + 治療』なら1週間以上かかる可能性が高くなるんです。
特に今の時期は、セキ払い一つするだけで周りから白い目で見られ、嫌な顔をされる状況です。
お互い、いい気はしません。
できるだけそんな事にならないようにするためにも、よっぽどのことがない限り、カゼ症状を優先的に治し、その後で、別の症状の改善をめざしましょう。
まとめ
僕たちセラピストは、困っている時に頼られるのは大歓迎ですが、第三者に広げるような感染症にかかってしまうわけにはいきません。
そのため、あまりにもひどい場合は、入店をお断りすることもあります。
ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
ちなみに前述した方には、主訴に加えて呼吸の改善を施術で行いました。施術中は窓全開+サーキュレーターで空気の循環を促し、いただいたお金はアルコールで拭いたあと、丸一日次亜塩素酸水を湿らせ放置し、自然乾燥させてました。
やりすぎですか?僕はそう思いません。伝染るわけにはいきませんので当然です。
みなさんも嫌でしょ。あなたが寝る前に感染者が寝たかもしれないベッドで施術を受け、その方が持っていたお金をお釣りでもらったら。
意外とやりすぎではないもんですし、治療院は努力しているんですよ。
ではまた