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「温める<冷やさない」という発想
寒さに弱い私にとって、連日厳しい日が続いていますが、こんな時に工夫していることがあるので、今日はそれをシェアしたいと思います。
といっても特別なことは何もなく、ただ「冷やさないように工夫」しているだけです。
冷やさない工夫
「冷やさない=体温を逃さない」ということです。
・手袋
・レッグウォーマー
・ベスト
・イヤーマフ
・マフラー
・厚手の靴下
・冬用下着
・ウィンターブーツを履く
・マスクをする
方法は至って簡単で、「首」と付く部位や、体の末端部を被うだけです。
マスクは、冷たい空気が体内に入ることを防ぎます。
心臓から出たての血液は温かく、それを戻って来るまで極力冷やさなければ、体は寒さを感じにくくなります。
なぜ「温める」ではないのか?
体には「恒常性」といって、体内の状態を一定に保つこと…正常から外れた値を正常に戻すという機能があります。
例えば、
健康的な人の体温は 36.5~37.1℃程度とされていて、恒常性によって維持されています。この範囲を超えて体温が上がると、体が「冷やすモード」になり汗が出ます(発汗)。
今回の場合は、温めすぎた場合に問題が起きます。
発汗が始まると、体は一定以下の値まで体温を下げるため、寒さを感じるようになったり、温めても温めても寒いという状態に陥ります。
つまり、思いとは逆のことが起こるんです。
そして厄介なのは、恒常性は体の防御反応なので意図的に止めることができないということです。
汗が出ない程度に温めるというのは、正直難しいと思います。
それならいっそ、温めるから冷やさないという発想に切り替えるほうが、効率的ですよね。
「これ着てたら寒くないわ」
という基準で服装選びをすればいいだけで、寒さを感じることが減ります。
例外もある
鉄欠乏性や低血圧、筋肉量が極端に少ない方、痛み止めを服用している方などは体温が上がりにくい状態になっています。
セルフケアで解決しようとせず、医師に相談することも大切です。
今回の情報が、寒さが苦手な方の一助になれば幸いです。